矢吹可奈
「拝啓、プロデューサーさんへ」
矢吹可奈
「えへへ、こういうのってどう書けばいいかわかりませんね…?」
矢吹可奈
「えっと…その…何を書こうかな…?」
矢吹可奈
「えっと!そういえば、最近にプロデューサーと私が似てるって言われてましたよね!」
矢吹可奈
「いつも決まって一直線に考えちゃって暴走しちゃうってとこです!」
矢吹可奈
「私ってついつい、その物事でいっぱいいっぱいになっちゃうんです…」
矢吹可奈
「前に撮った宣材写真の時も筋肉がついたことを太ったと勘違いして…」
矢吹可奈
「あのときは早とちりしてごめんなさい…」
矢吹可奈
「でも、あの後にプロデューサーさんも直線過ぎだって怒られてるのを見ました」
矢吹可奈
「本当はこんなこといっちゃ駄目だと思うんですけど…」
矢吹可奈
「ちょっとだけ…嬉しかったです」
矢吹可奈
「こう聞いた時にむっとされちゃうかもしれませんけど…」
矢吹可奈
「だって…同じ悩みを共有できるですから!」
矢吹可奈
「悩み事って人それぞれで、悩みの原因も深さも様々で…」
矢吹可奈
「同じものなんてないかもしれません」
矢吹可奈
「私とプロデューサーさんの悩みは、種類は同じであっても深さは違うかもしれないけど…」
矢吹可奈
「でも、同じような悩みなら…お互いに理解しあえると思うんです」
矢吹可奈
「春香さんがいってました!」
矢吹可奈
「直線的になってしまうのは…」
矢吹可奈
「その物事を真剣に考えて取り組んでいるからなんだ!…って」
矢吹可奈
「だから、行動を起こす前にちょっとだけ踏みとどまって…」
矢吹可奈
「周りを見てみたり、人に尋ねてみたりすればいいんだよ…って」
矢吹可奈
「自分の悪いところはすぐには直らないかもしれませんし、大変かもしれません」
矢吹可奈
「でも、二人でいけばもっと早くいけるかもしれない」
矢吹可奈
「二人でいけば壁も壊せるかもしれない」
矢吹可奈
「同じ悩みを持つもの同士なら、手を繋いだっていいですよね?」
矢吹可奈
「そ、それはプロデューサーさんがいいなら…だけども///」
矢吹可奈
「………」
矢吹可奈
「だから、焦らず…気負わず…ちょっとずつでも進んでいきましょう」
矢吹可奈
「それがきっと…」
矢吹可奈
「…生きるということだと思うから」
矢吹可奈
………
矢吹可奈
えへへ…なんとか書けた…
矢吹可奈
…プロデューサーさん
矢吹可奈
…一緒に頑張りましょうね?
矢吹可奈
「春香さんが言ってくれた言葉…」
矢吹可奈
「武道館ライブの前に逃げてしまった私に言ってくれた言葉の意味…」
矢吹可奈
「だから、私もプロデューサーさんに言うんです」
矢吹可奈
「貴方は…」
矢吹可奈
「貴方は…ひとりじゃないって」
(台詞数: 40)