矢吹可奈
わっほ〜い♪なんとハルショッカー本部からうなぎが届いたよ〜!しかも天然物だってさ‼︎
矢吹可奈
いや〜、いきなりチャリオットに乗った私に似た顔の子と黒猫が来た時には驚いたけど…
矢吹可奈
宅急便の人だったんだね〜。世の中には似た顔の人が3人いるって言うのは本当だったんだね。
矢吹可奈
さて…この大量のうなぎ、どうしようかな〜。
矢吹可奈
もちろん私は食べるとして…今いないみんなの分としてもまだ余るね。
矢吹可奈
そうだ。誰も覚えていないだろうけど天界支部のお隣が琴葉さんの自宅なんだよね。
矢吹可奈
琴葉さんのご両親にお裾分けしないとね。いつもお世話になってるし。
矢吹可奈
それと温泉旅館を建設してくれている萩原組の組員さん達にもお裾分け。
矢吹可奈
うなぎを食べて精を付けてもらわないと。じゃないと他の組に勝てないからね。
矢吹可奈
あ、そうそう。温泉旅館といえば従業員募集の広告出したら何人かから連絡あったんだよね〜。
矢吹可奈
とりあえず面接するけどどんな人が来るかな〜?楽しみ楽しみ♪
矢吹可奈
じゃあ…梱包を解いて、うなぎを出そ…う…?
矢吹可奈
あれ…なんだか1度梱包を解いてまた梱包をしたような形跡が…
矢吹可奈
あれ…なんでうなぎにひと口かじった跡があるの?
矢吹可奈
あれ…なんでうなぎにひと口かじった跡があるの?…それも全部のうなぎに。
矢吹可奈
そういえば…あの宅急便の2人、口の周りに何かのタレが付いてたような…
矢吹可奈
…ま、いっか。うなぎに変わりはないし。腐ってもうなぎって言うしね。
矢吹可奈
それじゃあ、皆んなにお裾分け持って行こう!
矢吹可奈
(1時間後)お裾分け完了!みんな受け取ってくれたよ。きっと喜んでくれてるよね。
矢吹可奈
うなぎをひと目見て微妙な顔してた気もするけど…ま、気のせいだよね。
矢吹可奈
おっと、いないみんなの分は冷凍保存しとかないと悪くなっちゃうよね。
矢吹可奈
じゃ〜ん!ここに雪女である莉緒さんの妖力を利用した強力冷凍庫がありまーす!
矢吹可奈
ここに入れればシロナガスクジラだって一瞬にしてカチンコチンになるって莉緒さんのお墨付き♪
矢吹可奈
それじゃあ…うなぎを入れて、と。
矢吹可奈
これで扉を閉めれば一瞬で冷凍保存完了っと。(バタン)
矢吹可奈
もう凍ったかな?ちょっと見てみよう。(ガチャ)
矢吹可奈
あれ…
矢吹可奈
あれ…うなぎが無い…
矢吹可奈
ん?この氷の粉は…(ペロリ)
矢吹可奈
ほのかにうなぎの味が…
矢吹可奈
もしかして凍結の力が強すぎて凍った瞬間に粉々に砕け散ったとか?
矢吹可奈
…
矢吹可奈
……
矢吹可奈
………
矢吹可奈
…………見なかった事にしよう!
矢吹可奈
それじゃあ私は自分用に取っておいたうなぎを食べよっと。
矢吹可奈
土用の丑の日は過ぎたけど…あんなの平賀源内が知り合いに頼まれて考えたキャッチコピーだもんね
矢吹可奈
無視無視蒸し。さ、食べよ。
矢吹可奈
う〜ん、美味し〜い♪
矢吹可奈
やっぱり絶滅危惧種は最高だね。
矢吹可奈
私だけこんなに贅沢してバチが当たりそうだよ〜。
矢吹可奈
(宅急便の送り状の控えが見つかり天界支部全員からお仕置きを受けるのはしばらく後の事である)
(台詞数: 42)