天海春香
どーもー!春香です!
水瀬伊織
伊織ちゃんよ
如月千早
千早です
天海春香
仲良く漫才、させてもらってまーす!わっほーい!
天海春香
ねえねえ2人とも、春ですよ春!新しい季節の始まりだよ!
水瀬伊織
そうね、この春から新しい環境で生活するって人も多いんじゃないかしら。
如月千早
そんな皆さんに、私たちから気持ちを込めて、エリエールを送るわ
水瀬伊織
なんでティッシュの現物支給なのよ!「エール」でいいのよ「エール」で
如月千早
あれ?……ピ エール 瀧?
水瀬伊織
うわー、新生活応援で贈り物が届いたわ。何かしら(ガサゴソ)………………え?瀧さん……?
水瀬伊織
波乱の新生活の幕開けね!
天海春香
そうだよねー。新しいステージに進むって、楽しみな反面、不安なことも多いよね。
天海春香
私この前ね、駅のホームで不安そうに電車を待つ子と、それを見送る母親を見かけたんだ。
如月千早
……春香、向こうに行っても頑張るのよ。ちゃんとご飯食べて、変な人についてったりしないのよ。
天海春香
うん……お母さん。でも、私不安だよー。
如月千早
春香なら大丈夫よ。それに、辛くなったらいつでも帰って来ていいのよ。だから安心なさい。
天海春香
お母さん……ありがとう!私頑張るよ!
天海春香
(プルルルル……)あ、そろそろ出発の時間だ
天海春香
(プシュー バタン)
天海春香
(プシュー バタン……ガタンゴトン……ガタンゴトン)
天海春香
……いってきまーーーす!!
如月千早
『それが、春香の最後の言葉となった』
水瀬伊織
不吉なフラグ立ったああああ!いきなりBad Endコース突入させないでよ!
天海春香
お母さん……私、向こう行っても頑張るよ!立派なアイドルになるからね!
如月千早
ええ、母さんずっと応援してるからね。いってらっしゃい。
天海春香
(プルルルル……)あ、そろそろ出発の時間だ
天海春香
(プシュー バタン)
天海春香
(プシュー バタン バタン)
天海春香
(プシュー バタン バタン ガチャン)
天海春香
(プシュー バタン バタン ガチャン バタン バタン バタン バタン バタン)
水瀬伊織
扉多っ!!!
如月千早
母さんずっと応援してるからね。立派なアイドルになるのよ。いってらっしゃい。
天海春香
うん、行ってきます!
天海春香
(プシュー バタン)
天海春香
(プシュー バタン……ガタンゴトン……ガタンゴトン)
如月千早
(プシュー バタン)
如月千早
(プシュー バタン……ガタンゴトン……ガタンゴトン)
水瀬伊織
いやいや、お母さんどこ行くのよ!!
天海春香
お母さん。私、不安だよー。
如月千早
いい春香?よく聞いて。旅立ちというのは、いつだって不安だし、寂しいものなの
如月千早
桜の花びらは散り、タンポポの綿毛は抜け落ち、ツバメの巣は空になる……
如月千早
それでも皆、桜を愛で、綿毛を飛ばして遊び、ツバメの巣を大事にとっておく
如月千早
それは、綿毛が風に乗って新しい花を咲かせることを知っているから
如月千早
ツバメが、一回り大きくなって、今度は親鳥として帰って来るのを期待するから
如月千早
花が散るからこそ、来年の春にはまた新しい桜の花を咲かせることができるから
如月千早
さあ『アイドルとしての春香の最初の言葉』を聞かせて
天海春香
……ありがとう。うん、私頑張るよ!……
天海春香
行ってきます!!(プシュー バタン……ガタンゴトン……ガタンゴトン)
如月千早
……って、向こうにいたあなたのお母さんが言ってたわよ。
水瀬伊織
じゃあ、誰なのよあんたー!!
(台詞数: 50)