横山奈緒
さーて、今日はどこ行こかな~♪久し振りにアサギ辺りまで行ってみよかな~♪<ピーッ>
横山奈緒
ん~?こんな時に客かいな。どれ……<ピッ>
横山奈緒
……可憐やないか。どないしたんや?
横山奈緒
まぁえぇわ。どうぞ入ってください~っと<カチッ……ウィーン>
篠宮可憐
お邪魔します
横山奈緒
ようこそ。今日はどないしたん?
篠宮可憐
その……実は、奈緒さんにご相談がありまして……
横山奈緒
相談?
篠宮可憐
はい……私にポケモンをお貸しして頂きたいんです
横山奈緒
ポケモンを?何でや?
篠宮可憐
私、お仕事が決まりまして
横山奈緒
おぉ~!良かったやん!どんな仕事なん!?
篠宮可憐
えっ!?え~っと……
篠宮可憐
えっ!?え~っと……稀少種のポケモンを保護するお仕事……です
横山奈緒
それはまたエライ所に就職決まったなぁ……あー、それでポケモンがいるんか?
篠宮可憐
はい……私、自分のポケモンは持ってなくて……
横山奈緒
初めて会った時にも言うたけど、よーそれで今まで生きてこれたなぁ
篠宮可憐
お願いします!ポケモンをお貸しして頂けるなら、何でもしますから!
横山奈緒
何でも、ねぇ……
篠宮可憐
はい!炊事、洗濯、お掃除、ポロック、ゴミ出し、ポフレ、買い出し、ポフィン、何でもやります!
横山奈緒
何でちょいちょいお菓子が混ざってんねん!何や、また腹減ったんか!?
篠宮可憐
そ、そういうわけでは……
横山奈緒
ホンマにもう……
横山奈緒
ホンマにもう……(ティン!)
横山奈緒
なぁ可憐?条件付きでもえぇか?
篠宮可憐
はい、もちろんです!
横山奈緒
よっしゃ、ちょっと待ってや(スッ)
横山奈緒
<ピィィィィィィィィィ!!>
篠宮可憐
……何ですか、それ?
横山奈緒
ポケモンを呼ぶための、特殊な笛や。これを使えば……っと、来た来た!<タッタッタッ!>
篠宮可憐
わぁ~♪その子って……
横山奈緒
イーブイやで!可憐も見た事あるか!?
篠宮可憐
以前、図鑑で見ました。本物を見たのは初めてです
横山奈緒
そうかそうか~♪じゃあ可憐、この子やるわ!
篠宮可憐
……“やる”って?
横山奈緒
“あげる”って意味やけど?
篠宮可憐
えぇ!?そんな……お貸しして頂けるだけで良かったのに……
横山奈緒
可憐?条件忘れんなや?
篠宮可憐
あ、はい……それで、その条件というのは?
横山奈緒
可憐は、イーブイが進化の可能性を複数持つのは知っとるか?
篠宮可憐
はい。みずタイプのシャワーズ、でんきタイプのサンダース、ほのおタイプのブースターですよね?
横山奈緒
それに加えて、エスパータイプのエーフィ、あくタイプのブラッキーがおるんや
篠宮可憐
5種類ですか……
横山奈緒
まだ詳しくは分かってないけど、とある研究者の発表では……更に種類があるらしいわ
篠宮可憐
まだいるんですか!?
横山奈緒
そこでや!可憐にも、その可能性を探る手伝いをしてほしいんや!いつ、どこで、どんな状況で
横山奈緒
何をしたら進化したのか、それを報告してくれるか?
篠宮可憐
分かりました!その条件、お受けします!
横山奈緒
決まりやな!ほらイーブイ、新しい主人のとこに行ってきな!
篠宮可憐
<タッタッタッ>わぁ~♪えへへ、これからよろしくね、イーブイ♪
(台詞数: 50)