二階堂千鶴
ご覧あれ!私の優雅なるホウキ捌きを!
二階堂千鶴
桃華「これが二階堂家の流派の一つ、『箒の舞』!お見事ですわ!」
二階堂千鶴
桃華!今日は無駄遣いをより減らす方法を思い付きましたわ!
二階堂千鶴
桃華「出ましたわ!二階堂家の流派の一つ、『コスト予知』!セレブでは珍しい作法!」
二階堂千鶴
ほっ!はっ!…ガッダイ!テッジョウ!
二階堂千鶴
桃華「無駄のない動き…弾を放つのでなく、掴むところで相手の急所を狙う戦法…」
二階堂千鶴
桃華「これが二階堂家の流派の一つ、『賢者の舞』ですわね!?素晴らしいですわ!」
二階堂千鶴
一人用のポッドを10円でまけてくださいな♪
二階堂千鶴
パラ「ゑゑ!?」
二階堂千鶴
桃華「二階堂家の流派の一つ、『千鶴商法』!鋭い洞察力が必要ですわね…!」
二階堂千鶴
【数分後】桃華「お母ちゃまは凄いですわ!二階堂家には多くの流派があるのですね!」
二階堂千鶴
えぇそうですわ♪我が一族は流派にも精通しておりますのよ!おーほっほっほ…ほっほっほ!
二階堂千鶴
【数分後】恭二「流石にそれはないだろ」
二階堂千鶴
はい、子供相手にふざけすぎました。妻としてお許し下さいまし…
二階堂千鶴
恭二「まぁいいさ、桃華もかなり食いついてたし、遊び心と考えれば問題ないか」
二階堂千鶴
恭二「それに千鶴さん、あんたはどうしてセレブを求めるようになったんだ?」
二階堂千鶴
え!?も、求めるとはどういう意味でして?私は生まれも育ちもセレビアンな者で…
二階堂千鶴
恭二「いや、キャラ作りも大変だろ?俺達が本当のセレブと聞いて、あやふやしてた位解ってたさ」
二階堂千鶴
恭二「だが、仮にセレブな人になっても、意味のない事だらけになるだけだ」
二階堂千鶴
…え?さ、最初から解っておりましたの?
二階堂千鶴
恭二「当たり前だろ。二階堂一族なんて聞いたこともないし、流派なんて尚更だ」
二階堂千鶴
………(終わった、何もかもおしまいですわ…二階堂千鶴の…本性がバレてしまったら…)
二階堂千鶴
恭二「だが、パーティーの時にくれた肉は、あんたの所だったのは間違いない」
二階堂千鶴
…へ?
二階堂千鶴
恭二「あれは本当に美味かった。セレブにない味は、あまり感じていなかったからな」
二階堂千鶴
恭二「どんなに豪華な物でも、解らないところだって多くある。それを知った事でもあるんだ」
二階堂千鶴
恭二「正直、俺は千鶴さんを憧れている。まるで俺とあんたは似た者同士だな」
二階堂千鶴
恭二「けど…釘を刺すことを言ってしまって悪かった。千鶴さんを求める事を…」
二階堂千鶴
…お父様、私は全然気にしていませんわ!むしろ、スッキリしましたのよ!
二階堂千鶴
私の事を思ってくださるだけでも十分!ですが私はどんなことでもめげませんわ!
二階堂千鶴
恭二「…そっか。己の自由は己のものだしな」
二階堂千鶴
ところで…私と似ているとは、どういう事ですの?
二階堂千鶴
恭二「そうだったな、俺も本性を表さないといけないな。まだ一家に言っていなかったし…」
二階堂千鶴
…………
二階堂千鶴
(私の夫役、鷹城恭二は、あらゆる企業グループに参入する鷹城家の次男)
二階堂千鶴
(しかしある事情で家を出て行き、己の力で成し遂げようと努力していたのですね…)
二階堂千鶴
恭二「生まれついての地位なんて、なんの意味もない。俺は自分の力で未来をつかみたい」
二階堂千鶴
(…それを聞いてセレブとは、ただ楽園だけではないのですね。私ったらまだまだ甘かったですわ)
二階堂千鶴
(ですが、私のキャラは変わらずに行きますわよ♪例え誰に言われようとも!)
二階堂千鶴
【夕方】桃華「…お二方の事情は解りましたわ。それぞれ訳ありなのですね…」
二階堂千鶴
申し訳ございませんわ桃華…私はただ、貴女に私の魅力を知っていただこうと…
二階堂千鶴
恭二「別に桃華もそうしろとは言わないし、むしろするな。…けど知れば気分が軽くなるだろ?」
二階堂千鶴
桃華「そうですわね、お互い複雑な一家ですが、差別なんて有り得ませんわ!では行きましょう!」
二階堂千鶴
桃華「お父ちゃま、お母ちゃま、わたくしは今、庶民の料理を食べたい気分ですの!」
二階堂千鶴
うふふ、桃華も変わったセレビアンですわね♪傲慢なイメージとは真逆ですわ!
二階堂千鶴
恭二「…千鶴さん、最後までやり遂げような。俺達で最高の思い出を作るんだ」
二階堂千鶴
…えぇ!私達の秘密は3人だけの内緒、ですわ♪
(台詞数: 47)