千鶴さんの一週間夫婦 其の2
BGM
TOWN_RMX
脚本家
リョウガどん@次回はSideM8th
投稿日時
2017-01-03 12:01:25

脚本家コメント
セレブな二人と生活することになった千鶴さん。果たして彼女の行方は…?一週間夫婦2日目、スタートです。

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二階堂千鶴
(前回、何とも悲運?な事に私は本物のセレブとの一週間、生活することに…)
二階堂千鶴
(櫻井家の娘と、鷹城家の次男…でしたっけ?どちらも有名なセレブですわ…)
二階堂千鶴
(あぁ…伝説の超セレブなお二人にどう向き合うか…もし私がニセレブとバレたらどうなるか…)
二階堂千鶴
桃華「恭二さんはパーティーの時以来ですわね。まさかアイドルになるとは驚きですわ!」
二階堂千鶴
恭二「俺だって同じ台詞だよ。桃華もアイドルになった時は驚いたな。随分大きくなったな」
二階堂千鶴
桃華「当然ですわ!わたくしはもう立派なレディ!美しさも磨きつつありますの!」
二階堂千鶴
(ぐうううううお二方の会話が眩しすぎる…もうダメだ…おしまいだぁ…)
二階堂千鶴
桃華「二階堂家のお肉も、大変美味しく頂いておりますわ♪」
二階堂千鶴
へ?
二階堂千鶴
恭二「あぁ、確かパーティーの時に使った肉の大半は、千鶴さんの所だったな」
二階堂千鶴
恭二「特にあのコロッケ…あの味と食感は今でも忘れられない」
二階堂千鶴
桃華「コロッケというのを初めて食べましたが、わたくしの口に合ってて美味しかったですわ♪」
二階堂千鶴
桃華「流石は二階堂家!隠れたセレブな方ですのね!」
二階堂千鶴
お、おほほほ♪私のお肉に口が合うのでしたら嬉しいことですわね♪…ふぅ。
二階堂千鶴
恭二「………」
二階堂千鶴
【お昼の仕事】はぁ…何とか撒いたものの、何故豪華なパーティーに私の肉が使われいましたの?
二階堂千鶴
もう少しで胃が痛むところでしたが、桃華がまだ幼くて良かったですわ…
二階堂千鶴
はっ!今の私はセレブの母親!ここでヘタレていたら番組が成り立ちませんわ!
二階堂千鶴
私の優雅な姿で、お二方を翻弄して差し上げましょう♪おーっほっほっごほぉ!?
二階堂千鶴
…まずはこの慣れないおほほをどうにかしないと…
二階堂千鶴
【夕方】あら?今日はこの野菜が特売ですのね?カレーセットで更にお得♪
二階堂千鶴
さて、今日はこれで料理にしましょう♪
二階堂千鶴
恭二「あ、千鶴さん」
二階堂千鶴
シェーーーーー!!!???…あ、恭二?すみません私のしたことが…。
二階堂千鶴
恭二「あ、いや、いいんだ。あんたも色々大変だなって思ってたんだ」
二階堂千鶴
え?大変って?
二階堂千鶴
恭二「それより、あっちの店で安売りセールで色々買えたんだ。全部で千円以下」
二階堂千鶴
セレブな方なのにお買い物上手ですのね…恭二は。
二階堂千鶴
恭二「まぁな。俺は正直、そのセレブって言う言葉は好きじゃないんだ」
二階堂千鶴
………?
二階堂千鶴
【夜】桃華「まぁ!これが二階堂家のカレーですの?具が大きくて美味しそうですわ♪」
二階堂千鶴
おほほそうでしょう♪我が家系のカレーは、具の大きさに拘りがありますのよ!
二階堂千鶴
しっかり噛んで味わってくださいね?噛むときは30回以上!御嬢様ならばお上品に!
二階堂千鶴
桃華「それくらい解っておりますわ!子供扱いはよしてよ!?」
二階堂千鶴
恭二「桃華、母さんが優しく教えてくれているんだから受け止めなきゃダメだろ」
二階堂千鶴
か、母さんって…まぁそうですが。
二階堂千鶴
桃華「…そうでしたわ。これは失礼しました。親の教育に愚痴を放ってしまいまして…」
二階堂千鶴
お気になさらず。大人ぶる子供ならではの欠点ですわよ♪
二階堂千鶴
恭二「あはは、あり得るなそれ。んじゃ食うか、いただきます」
二階堂千鶴
桃華「いただきます♪…ん!程よいスパイスが具材に絡み合って美味しいですわ!」
二階堂千鶴
私の母親から教わった伝統の技術ですのよ!子供から大人まで味わえるよう工夫してありますのよ!
二階堂千鶴
おかわりはありますので、何なりと申し付けて下さいな♪おほほほ♪
二階堂千鶴
(…先程の恭二のあの顔…何だったのでしょう?)

(台詞数: 43)