奇術探偵まかべー『生と死と』5話
BGM
俠気乱舞
脚本家
おぼろ丸
投稿日時
2017-10-06 08:55:42

脚本家コメント
【あらすじ】黒服の爆弾使いは志保を人質に【神々の誕生石】を奪いさるが、卑怯にも志保に取り付けられた爆弾を起動してしまう。志保の心臓と連動するその爆弾を解除することができるだろうか…

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真壁瑞希
いけません…!このままでは。志保「うく…あ…(がくっ)」可奈「志保ちゃん!しっかりして!」
天海春香
ハデス『!…激痛で気を失ったか…。娘、下がれ。我が請け負う。』可奈「え、…でも…。」
高坂海美
ヘスティア『ハデス、あんたまさか…。海美の体力もつかな?』…どういうこと?
天海春香
ハデス『心臓を止めねばならぬというなら…1度止めるしかあるまい…。』な…!?
天海春香
『最後まで聞け。この志保という娘の生気をギリギリまで削り、仮死状態に持ち込む。』
高坂海美
『停止した爆弾とやらを外したら、アタシが失った生気を送り込んで蘇生する…』
高坂海美
『…けど、そこまで減った気を回復する負担に今の海美の体力がもつかどうか…。下手すると…』
高坂海美
よし!やろう!後のことは後で考える!!ヘスティア『…言うと思ったよ…』
天海春香
『こちらもギリギリの力加減が必要となる…。春香への負担に気を配る余裕は…』
天海春香
しょうがないですね。バシッとやっちゃってください!
天海春香
『…わかった。その言葉に甘えるとしよう。…あとは爆弾が停止したタイミングで外す役目を…』
真壁瑞希
それならわたしが。…タイミングが命。
天海春香
『頼む。再起動しては敵わぬ。…仮死とはいえ、その状態を長く続けるわけにもいかぬ。』
高坂海美
『問題は、この志保って娘の精神状態…かな?かなりまいっている気がするけど…』
高坂海美
『仮死状態から蘇生させるには、本人が生きようと思ってないと難しいからね。』
高坂海美
よし!可奈りん!呼びかけてて!可奈「はい♪志保ちゃん、ふぁいと~!」
天海春香
ハデス『我らの気が散らぬ程度で頼む…。』可奈「わ、わかりましたぁ…」
真壁瑞希
最上警部、念のため周囲の警戒はお願いします。静香「わかりました!」
真壁瑞希
恵美「あたしにできること、ある?」…では、キッチンから液体窒素の缶を持って来て下さい♪
真壁瑞希
恵美「なんでそんなのあるの!?」…マジックで使えるかな…と。結果おーらい。
天海春香
『時間がない…1度きりの機会と思え。』(一同頷く)
真壁瑞希
では…失礼します(ごそごそ…)
真壁瑞希
\ピッピッピ…/凄まじいまでの背徳感です。…そして、それ以上の敗北感。
真壁瑞希
ここと…ここ…そして…こう外せば。…うん。
真壁瑞希
大丈夫です。いけましゅ!
真壁瑞希
大丈夫です。いけましゅ…大丈夫です。
天海春香
『ならば、ゆくぞ!』(ドクン…ドクン……ドクン………ドクン…………ドクン……………ド……)
真壁瑞希
(…………ド…………)\ピッピッピ………/…今!(てきぱき)
真壁瑞希
所さん!(ぽいっ)恵美「危な!?なげるなぁ!」
高坂海美
「『よし!離れて!』」
真壁瑞希
よし…!これで…。
高坂海美
『…まずい!回復を受け入れない!?』
真壁瑞希
なんと…!?可奈「志保ちゃん!戻って来て!お願い!!」
高坂海美
『あんまり長く気を放出してられない…!でも途切れたら…』
高坂海美
可奈「嫌だ!志保ちゃん!戻って来て!」…ぬううぅ…!
高坂海美
そんなこと…させるかぁ!!ヘスティア『ちょっと待った!海美!!…ってこらぁ!』

(台詞数: 36)