百瀬莉緒
だ、そうよ。人の誕生日の翌日に何制定してくれたんだか。
音無小鳥
へえ。まあ単なる語呂合わせですよ。あ、プロデューサーさんアレならそこですよ?
百瀬莉緒
2人ともごめんね、夜遅くに。
音無小鳥
構いませんよ、バースデーライブ打ち上げやれませんでしたし。ゆっくりしてって下さい。
音無小鳥
ええとアレはどこに…あ、すみませんプロデューサーさん。
百瀬莉緒
アレとかそれでよく通じるわね。
音無小鳥
そうですか?別に普通の事だと思いますけど。
百瀬莉緒
TVのリモコンとお酒のグラスだなんてわかんないわよ。
音無小鳥
だってほら、プロデューサーさんTVの音気にしてたでしょう。それにお酒開ける所でしたし。
百瀬莉緒
そう…ほんと、以心伝心ねあなた達。
音無小鳥
何ですかそれ。別に普通のやり取りですって。
百瀬莉緒
よく言うわ。じゃ、小鳥さんアレ取ってちょうだい。
音無小鳥
え、どれですか?
百瀬莉緒
分かってないじゃないの。プロデューサー君は分かる…違う、お酒じゃなくて取り箸!
音無小鳥
無茶言わないで下さいよ、そんなエスパーみたいな事出来ませんって。
音無小鳥
あ。そう言えばプロデューサーさん、アレはどうなって…ええ、ありがとうございます。
百瀬莉緒
何の話?
音無小鳥
明日はごみ出しの日なので。ちゃんとゴミまとめておいてくれたか確認を、と。
百瀬莉緒
…ふざっけんな!
音無小鳥
何ですか急に!?
百瀬莉緒
もういいわ、明日はオフだし思い切り飲んでやる。小鳥さん、それ取ってちょうだい。
音無小鳥
えっと…これですか?
百瀬莉緒
何で飲むと言ったのにお玉なのよ、鍋の汁でも飲めってか!
音無小鳥
だからそれじゃ分かりませんって。ん、何ですかプロデューサーさん…あ、はい今開けます。
百瀬莉緒
…
馬場このみ
よ、お疲れ様。ごめんね莉緒ちゃん、遅くなっちゃって。
百瀬莉緒
姐さん!待ってたわ、もう私には姐さんしかいないのよ!
馬場このみ
何よ、もう酔ってるの?
百瀬莉緒
聞いてちょうだい。この2人ったら酷いのよ、モテない私に当てつけるかのように…
音無小鳥
そんな事してなかったでしょう!?
馬場このみ
はいはい、どうせまたこの2人がいちゃついてたんでしょ?
百瀬莉緒
その通りよ。さすが姐さん、一を聞いて十を知るってやつよね!
音無小鳥
そんな事してませんってば。
馬場このみ
莉緒ちゃんがこういうモードの時はしてるのよ。気を付けてあげなさい?
百瀬莉緒
そーだそーだ、ラブコメはんたーい!
音無小鳥
はあ…
馬場このみ
ま、とにかく飲むとしますか。莉緒ちゃん、アレ取って?
百瀬莉緒
グラスね、はいどうぞ。
馬場このみ
ありがと。えっと、あとアレは…
百瀬莉緒
ほい、取り皿とお箸。あとポン酢に唐辛子よね?
音無小鳥
…ああなるほど。そういう事ですか。
馬場このみ
え?
百瀬莉緒
そうよ、分かった?あなた達はね、無自覚でこういう事を平気で人前でやってんの。
音無小鳥
いや、でも莉緒さん同じ事やったばかりですけど。
百瀬莉緒
それはそうよ。だって私と姐さんはあなたとプロデューサー君みたいに息ピッタリな関係…
百瀬莉緒
…
百瀬莉緒
やだ!姐さんが生涯の伴侶だなんて。私はモテモテになりたいの!
音無小鳥
落ち着いて下さいってば。大丈夫ですよ、いつか莉緒さんにも必ずいいお相手が…
百瀬莉緒
ふんだ、余裕見せちやって。いいわよ、こうなったらほんとに姐さんと結婚してやるからね?
馬場このみ
何言ってるのよ!?
(台詞数: 50)