百瀬莉緒
うー頭痛い。百合子ちゃん風に言うなら千の天使がバスケの真っ最中ね…
音無小鳥
あはは、そうですか…あら莉緒さん、おはようございます。
百瀬莉緒
おはよう、小鳥さん。
百瀬莉緒
…と、プロデューサー君も。
音無小鳥
プロデューサーさん、莉緒さんに話があるんでしたよね?私ちょっと外しますね。
百瀬莉緒
え?あ、ちょっと小鳥さん、待ってよ…そ、それで話って何?
百瀬莉緒
…うん、昨日はごめん。急に告白だなんてわけわかんない事しちゃって。
百瀬莉緒
き、気にしないで!いい女にとってね、失恋はアクセサリーみたいなもんだから…え?
百瀬莉緒
ちょっと何言ってるの、私の担当を離れる?馬鹿言わないでちょうだい!
百瀬莉緒
あのねプロデューサー君。私分かったの、モテモテになる一番手っ取り早い方法。それはね…
百瀬莉緒
トップアイドルになる事!トップアイドルって日本中の男が夢中になる存在なのよね?
百瀬莉緒
そうなれば選り取りみどりよ、千鶴ちゃんなんか目じゃないわ。
百瀬莉緒
その為にはね、キミの力が必要なの。私1人じゃどうすればなれるのか全然わかんないんだから。
百瀬莉緒
だから、しっかり私をプロデュースしてちょうだい。途中放棄なんて許さないわよ?
百瀬莉緒
…ええ、それじゃ改めてよろしくね。頼りにしてるわよ、プロデューサー君?
百瀬莉緒
と、まあそんな訳だから。姐さんにも迷惑掛けたけど、心機一転また頑張るわね!
馬場このみ
あんたらしい考えね。ま、それが一番いいんじゃない?
音無小鳥
そうですね。
百瀬莉緒
ありがと、小鳥さんもよろしくね。それと…
百瀬莉緒
(小鳥さん、プロデューサー君の事しっかり掴んでなさい。手放しちゃだめよ?)
音無小鳥
はい!?
百瀬莉緒
(ふふっ、どうやらちゃんと話せるようになったみたいじゃない。頑張ってよね?)
音無小鳥
は、はあ…
百瀬莉緒
さて、と。そうと決まれば宿酔なんて言ってられないわ、えっと今日の予定は、と…
馬場このみ
ま、あの子が元通りになれたのは良かったわ。小鳥ちゃんもプロデューサーとは元通りに?
音無小鳥
…ええ、まあ。プロデューサーさん昨日随分落ち込んでたんで、それで声かけて、色々話して。
馬場このみ
莉緒の件があったからか。ね、その後にさ、もしかして…
音無小鳥
あはは、違いますよ。そんな話はしてません。
音無小鳥
プロデューサーさん、莉緒さんに告白されて相当悩んだそうです…受けるかどうかで。
馬場このみ
え?嘘。じゃプロデューサーは莉緒が勘違いしてたんじゃなくてその、本当に…
音無小鳥
ええ。アイツを引き受けられるのは俺ぐらいだろうからって。他の奴に渡したくない、とも。
音無小鳥
けど立場上、承諾は絶対出来ない。それが申しわけないというか、辛いって。
音無小鳥
でも断って本当に良かったのかって…ずっと、悩んでました。
音無小鳥
やっぱり男の人ですよね、アイドルをそういう目で見ちゃってたなんて。まあ仕方ないですけど。
馬場このみ
あのさ、小鳥ちゃん…
音無小鳥
…いいんですよ、元々そういう目で見てる相手じゃなかったんです。
音無小鳥
それにほら、現役アイドルには勝てないといいますか、事務所はアイドル優先、みたいな?
馬場このみ
…今日さ、飲みに行かない?
音無小鳥
いいですね。あ、男の人呼んで下さいよ。合コンやりましょ合コン!
音無小鳥
今日から婚活モードです、こうなったら絶対2人より先に結婚してみせます!
馬場このみ
なら千鶴ちゃんも誘おうか。きっとイケメンが山ほど来るわよ?
音無小鳥
えーそれは…あ、でも落ち穂拾いが期待出来るかもしれませんね、そうしましょうか!
百瀬莉緒
よし、じゃあ準備出来たっと…あれ、何の話?
馬場このみ
なーいしょ。トップアイドルを目指すあんたには関係ない話よ。
音無小鳥
そういう事です。ほら莉緒さん、プロデューサーさんが呼んでますよ?
百瀬莉緒
何なのよもう…まあいいか。
百瀬莉緒
いよっし!未来のモテモテ目指して、今日も張り切っていきますかぁ!
(台詞数: 47)