馬場このみ
痛っ!うぅ…足を捻っちゃったわ…
馬場このみ
P『大丈夫ですか?…この近くに病院は…』
馬場このみ
大丈夫よ。ちょっと痛いだけだから。このみお姉さんはこれくらい平気で歩け…
馬場このみ
大丈夫よ。ちょっと痛いだけだから。このみお姉さんはこれくらい平気で歩け…痛っ!
馬場このみ
『無理はダメですよ。ほら、俺の背中に乗って下さい』
馬場このみ
せ、背中って…。おんぶって事よね?うう…
馬場このみ
『身長差が無ければ肩を貸すところですけど…それともタクシー呼びますか?』
馬場このみ
いいわ。それじゃあお言葉に甘えて背中借りるわね。…よいしょっと…。
馬場このみ
『よっし、それじゃあしっかり捕まってて下さいね。あまり早くは歩けませんけど』
馬場このみ
むむ…。プロデューサー、私を子供扱いしたいから背中に乗せたんでしょ?乗った私も私だけど。
馬場このみ
『そんな事はありませんよ。このみさんを足を痛めたまま歩かせるなんて出来ませんし』
馬場このみ
『子供扱いよりも、アイドルとして、一人の女性扱いです』
馬場このみ
そ、そうなの…。ごめんなさい。こんな時に疑うような事言っちゃって…。
馬場このみ
『いえ、俺の普段が普段ですから。気にしなくていいですよ』
馬場このみ
……ね、ねぇ、私、重くないかしら?
馬場このみ
『重いですね』
馬場このみ
ストレートに言ってくれるわね…。そこはレディに対してもう少し気を遣うなりしなさい!
馬場このみ
『ああ、そこは俺の背に一人の女性を背負う意味ではって事です。体重より、人としてですね』
馬場このみ
『人一人を運んでますから、一歩一歩、気を付けて歩いて行かないと。例え重くなくても、です』
馬場このみ
そ、そういう意味なの…。まったく、紛らわしいんだから…。
馬場このみ
『すいません、言葉足らずで。足、痛くないですか?』
馬場このみ
…ちょっとだけ、ね。でも今はプロデューサーが背負ってくれてるから安心ね。
馬場このみ
(プロデューサーの背中、広いな…)
馬場このみ
『この通りを真っ直ぐ行けば事務所です。もう少し我慢して下さいね』
馬場このみ
……。
馬場このみ
ねぇ、プロデューサー。ちょっとだけ、寄り道して行かない?そこの公園通って遠回りして…
馬場このみ
『寄り道ですか?早く事務所に向かった方が人の目も少なく済みますし…』
馬場このみ
いいじゃない!だって今、私はプロデューサーと同じ高い視点にいるんだから!味わわなきゃ損よ!
馬場このみ
『なるほど、それじゃあゆっくり歩いて寄り道しましょうか』
馬場このみ
ええ!いつもと違う光景を目に焼き付けないとね!
馬場このみ
(プロデューサーの大きな背中も、ね…)
(台詞数: 31)