馬場このみ
良く来たのうプロデューサー、ほれ、飴をやろう。
馬場このみ
P「えーっと……何かの演技練習ですか?」
馬場このみ
ううん、私は今日からこのキャラで通そうと思ってるののよねー……
馬場このみ
コホン、私は今日からこのキャラで通そうと思ってるのじゃよ……
馬場このみ
P「なんでまた唐突に……」
馬場このみ
私が常々小娘扱いされておるのはプロデューサーも知っておるじゃろ?
馬場このみ
それが何故か昨日お酒を……晩酌しながら考えておったら気づいたのじゃよ……
馬場このみ
そう……私には威厳のある言動が必要だって事がね!
馬場このみ
ほら、小さくても童顔でも尊敬されてる人っているでしょ?でも私は尊敬されない……
馬場このみ
で、尊敬される人たちと私の違いって何だと思う?
馬場このみ
P(細やかな気遣いとリーダーシップで積み上げた尊敬をこんな妄言で崩さない事かな……)
馬場このみ
そう!尊敬される人にはそれに相応しい威厳のある言動をしているのよ!
馬場このみ
P「確かに"今のこのみさんの言動"には全く威厳を感じませんね。」
馬場このみ
そうなのよ!私が尊敬されるには内なるアダルティに相応しい威厳のある言動が必要なのよ!
馬場このみ
あっ、素に戻ってたわ……
馬場このみ
と、いう訳でこれからの私はこの様な言動を続けようと思うのじゃ……
馬場このみ
ほれ?老賢者のようで知性と威厳を感じる言動じゃろ?
馬場このみ
P「…………」
馬場このみ
P「いいですね!早速事務所の仲間にも披露してあげて下さい!」
馬場このみ
ほほう……プロデューサーは中々見る目があるようじゃ……ほれ、褒美に飴をやろう。
馬場このみ
では早速みんなに披露してこようかの……(部屋を出る)
馬場このみ
P「このみさんがあの口調だと"老賢者"と言うか"ロリババア"って別ジャンルなんだよなぁ…」
馬場このみ
P「さて、誰に指摘されて気づくかな……真っ赤になって帰って来たら頭撫でてあげよう……」
馬場このみ
……おお!丁度良いところに!私は今日から生まれ変わったのじゃ……
(台詞数: 24)