百瀬莉緒
ねえプロデューサーくん。私達、近々合コンやろうと思うんだけど…
百瀬莉緒
P『合コンやるのは別に構いませんが…お持ち帰りは絶対にされないで下さいね?』
百瀬莉緒
お持ち帰りって?
馬場このみ
それは心配ないわ。私と風花ちゃんは飲みたいだけだし。
豊川風花
飲みに行きたいだけなのに莉緒さんが男の人を呼んで合コンにしようって言って…
百瀬莉緒
ねーねー、お持ち帰りって?
百瀬莉緒
『2人とも大変だな…あと、お持ち帰りの意味は知らないなら一生知らなくても大丈夫ですよ』
豊川風花
合コンやろうって言ってる本人が意味を知らないってのもおかしいですけれど…
百瀬莉緒
まぁ知らなくても良いなら別にいいか。で、プロデューサーくんに相談なんだけど…
百瀬莉緒
自慢じゃないけど私達、男子のアテがないからプロデューサーくんがお友達を誘って来て欲しいの。
馬場このみ
アテがないのに合コンって計画性ゼロでしょ?呆れるばかりだわー。
百瀬莉緒
いいじゃない!私のモテ力を試す時が欲しいんだもの!ね、友達紹介してよ。2人呼べば3:3だし
百瀬莉緒
『………俺、友達いないんですけど…』
百瀬莉緒
え?
豊川風花
あっ……
馬場このみ
………。
馬場このみ
『………(涙目)』
馬場このみ
謝って!!莉緒ちゃんプロデューサーに今すぐ謝って!!!
豊川風花
そうですよ!プロデューサーさん傷ついちゃいましたよ!!
百瀬莉緒
えっ、あっ、そ、そのごめんね!!私その、知らなかったから…ごめんね!本当にごめんね!!
百瀬莉緒
許してくれるかわからないけど…君を傷つけちゃったお詫びに私達なんでもするから!!
豊川風花
えっ!?私も!?
馬場このみ
ちょっと莉緒ちゃん!?
馬場このみ
『お詫びになんでもするって……?』
馬場このみ
ほらー!!本気にしちゃったー!!悪いのは莉緒ちゃんなのにー!!
豊川風花
あ、あの、できれば健全なお願いを……。
豊川風花
『だったら俺と友達になってくれえええ!!!なんでもするならなってくれるだろぉぉぉ!?』
馬場このみ
予想外の返答!?
百瀬莉緒
お友達…か。
百瀬莉緒
いいわ。じゃあ今から私達とプロデューサーくんはお友達ね!
百瀬莉緒
『ほ、本当か!?本当に俺と友達に…!』
豊川風花
実際はお友達と同じくらいかそれ以上の関係かと私は思ってましたけど…
馬場このみ
付き合いも長いしね。もうとっくにお友達を越えたと思うんだけど……
百瀬莉緒
よしよし。アイドルとプロデューサーの関係から始まったから、友達かどうかわからないもんね。
百瀬莉緒
もちろん、私もプロデューサーくんの事、お友達以上だと思ってるわ。
百瀬莉緒
思ってても伝わらないこともあるわよね。言葉にしてちゃんと伝えなきゃ。改めて…
馬場このみ
私達と!
豊川風花
お友達から!
百瀬莉緒
始めましょう!!
百瀬莉緒
『み、みんな…ありがとう。この涙は…嬉し泣きに変わったよ…!』
百瀬莉緒
よしよし。それじゃ、合コンの予定をプロデューサーくんとお友達記念に変更ね!!
馬場このみ
それはいいわねっ!このみお姉さん達と祝杯ねっ!
豊川風花
賛成ですっ!…いつもと変わらない気がしますが。
百瀬莉緒
にしてもお友達「から」、か……風花ちゃんはなかなか大胆じゃない~?
豊川風花
えええっ!?いや、あの、と、特に深い意味は……
豊川風花
『グスッ、意味の深さなんてどうでもいい。こんな俺に友達が出来る事に比べたら……』
馬場このみ
フフッ、20歳を過ぎても青春してるって気分ね…純粋なんだから。
(台詞数: 47)