スイートハロウィン
BGM
キミがいて夢になる
脚本家
湊P
投稿日時
2016-03-24 17:39:42

脚本家コメント
はるるんのこの笑顔は最強だと思うの
これは間違いなくメインヒロイン

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天海春香
「まずいな、遅くなった…!」
天海春香
今日は彼女がメインのイベント。必ず行くと言っていたのにすっかり遅くなってしまった
天海春香
これ以上待たせないために全力疾走中である
天海春香
「ん?彼処にいるのは…」
天海春香
段々会場が見えてきて、視界に入ってきたのは壁に背を預けて少し不貞腐れている様子の…
天海春香
「春香ー!」
天海春香
「っ!?プr」
天海春香
「ん、んんっ!ふんだ!」
天海春香
俺の顔を見た途端、一瞬顔を輝かせていたが、またすぐ不機嫌顔に戻っていた
天海春香
「…ずっと待ってたんですよ?」
天海春香
「うん、ごめん」
天海春香
「お仕事もいっぱい頑張ったのに…」
天海春香
「ごめん…」
天海春香
「………」
天海春香
「言い訳…しないんですか?」
天海春香
「しないさ。確実に俺が悪いし」
天海春香
「………」
天海春香
「…ぷ、あははっ!」
天海春香
突然春香が笑いだした…
天海春香
「なぁんて、怒ってないですよ♪」
天海春香
「プロデューサーさんはいっぱいお仕事があるのに無理を言ったのは私ですし」
天海春香
「こんなに…急いで来てくれたんですから」
天海春香
そう言いながら、春香はハンカチで俺の汗を拭いてくれる
天海春香
「プロデューサーさん。私、今日はすっごく頑張ったんですよ?」
天海春香
「イベント中のトークも…」
天海春香
「その後のライブも…」
天海春香
「あ、それに今日は1回も転びませんでした!」
天海春香
本当に頑張ったんだろう。1つの大きな仕事をやりきった、とても素敵な笑顔で報告してくる春香
天海春香
背後の夜景も合わさって、彼女はいつも以上に大人びて、凄く輝いていて…
天海春香
あぁ、綺麗だ…
天海春香
「もう、聞いてます?プロデューサーさん」
天海春香
おっと、彼女を怒らせるのは不味いな
天海春香
「あぁ、ごめん。ちょっと春香に見惚れてた」
天海春香
「…あぅ///」
天海春香
ちょっと卑怯かとも思ったが、やはり春香はこういう不意打ちに弱いようだ
天海春香
「も、もう、そんなこと言っても騙されないんですからね?」
天海春香
「…えへへ♪」
天海春香
頬に手を当てて恥ずかしそうにしている彼女は凄く可愛い…
天海春香
じゃなくて!…何とか誤魔化すことが出来たみたいだ
天海春香
「あ、そういえばプロデューサーさん?私、誰かさんからだけお菓子を貰ってないんです」
天海春香
「そうか、ハロウィンだったな」
天海春香
「はい、お菓子をくれなきゃ…イタズラ、しちゃいますよ?」
天海春香
「いや、すまん。急いできたからそこまで頭が回らなくてだな?今は持ってない…」
天海春香
「あれぇそうなんですか?じゃあイタズラしちゃいますね♪」
天海春香
いったい何をされるのだろうと内心ドキドキしながら待ってると、首に腕を回され…
天海春香
「ん…」
天海春香
頬に感じる温かい感触
天海春香
「えへへ…今日はこっちで我慢しておきます♪」
天海春香
ほんのり頬を染めて笑う彼女はいつも元気をくれる笑顔ではなく、見た人がドキッとしてしまう…
天海春香
少し大人びた、素敵な笑顔だった

(台詞数: 50)