豊川風花
嘘!こんなの嘘です!
豊川風花
『1人きりの部屋で、彼女は苦悶の表情を浮かべていた』
豊川風花
無かった!ここには最初から何も無かったんです!
豊川風花
『自分の犯した過ちを受け入れられない』
豊川風花
い、いやぁ。うそ、うそよ・・・
豊川風花
お願い・・・
豊川風花
夢なら・・・、覚めて・・・
豊川風花
『彼女は祈るように自分自身をつねる。夢ならば痛みは感じないはず』
豊川風花
!?
豊川風花
い、痛くない!
豊川風花
やった!よかった!そうよ!やっぱり夢だったんだわ!
豊川風花
『幼子のように彼女ははしゃぐ。その無痛が、何よりもの有罪宣告だというのに』
豊川風花
あはは!あはは!やったー!やったー!
豊川風花
『彼女の指はしっかりとつまんでいた』
豊川風花
『ぷにっぷにになっていたその脇腹のお肉を』
豊川風花
ははは!ハハハ!アハハハハハ!
豊川風花
『彼女の前には何も残されていなかった』
豊川風花
『あるのはただ、いくつもの食べ尽くされたケーキの包み紙』
豊川風花
アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!
豊川風花
『グラビアの撮影は来週に迫っている』
豊川風花
~おしまい~
(台詞数: 21)