豊川風花
『ふうかおねいちやんへ』
豊川風花
はじめてきいたふうかおねいちやんのらいぶ、 すごくよかつた です。
豊川風花
びたーすいーと。
豊川風花
あまくてにがい、すきなひとへのうた、というのはなんとなくわかります。
豊川風花
おれんじいろの そらのした。
豊川風花
きれいなうただけど、わたしには おれんじいろが、わかりません。
豊川風花
わたしのけしきは いろがないので、おれんじいろがわかりません。
豊川風花
でも、あたたかいいろなのかな、というのはなんとなくわかります。
豊川風花
ふうかおねいちやんが、わたしのてを にぎってくれたとき、
豊川風花
ふうかおねいちやんが、わたしをぎゅーっと、だきしめてくれたとき、
豊川風花
すごく、あたたかかったのは、おぼえてます。
豊川風花
おれんじいろって、きっとそんなふうかおねいちやんのような、
豊川風花
あたたかいいろなのかな?っておもいます。
豊川風花
わたしは、ふうかおねいちやんのかおをみたことありません。
豊川風花
ふうかおねいちやんでしってるのは、ふわふわしたかみのけ。
豊川風花
あるこーるのにおいのする、ほそいゆび。
豊川風花
ぎゅーってされたときの、やわらかくて、おっきなおむね。
豊川風花
そして、とってもきれいなうたごえ。
豊川風花
ふうかおねいちやんが、びょういんをやめるとき、すごくさびしかったです。
豊川風花
でも、いまはさびしくありません。
豊川風花
ふうかおねいちやんのうたが、いろんなところから、まいにちながれてくるから!
豊川風花
だから、ふうかおねいちやんがいなくても、げんきでいられます!
豊川風花
でも、きょうのうたごえはちょっとちがうかんじがしました。
豊川風花
らじおや、すぴいかーごしとはちがう、ふうかおねいちやんのうたごえ。
豊川風花
はじめてきく、あしおとやまわりのひとのこおる?といっしょのうたごえ。
豊川風花
うたがおわると、すごくあらいいきづかい。
豊川風花
がんばって、とわたしはふうかおねいちやんにむかってさけびました。
豊川風花
ふうかおねいちやんの うたをきいて、わたしもしゅじゅつがんばるから!って。
豊川風花
だって…
豊川風花
だって…ふうかおねいちやんの、おれんじいろのあたたかいおかおを、みたいから!
(台詞数: 30)