豊川風花
ねぇ、プロデューサーさん…ご存知ですか?
豊川風花
桜って、とっても繊細な樹木なんですよ?
豊川風花
よく、
豊川風花
よく、『桜の枝を折ってはいけません!』
豊川風花
よく、『桜の枝を折ってはいけません!』…って言いますよね?
豊川風花
あれはモラルや景観の問題だけじゃないんですよ。
豊川風花
実は桜の樹って細菌にとても弱くて…
豊川風花
折れたり傷付いたりした所が腐り易くなって…
豊川風花
だから、『桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿』という言葉もあるぐらいなんですよ。
豊川風花
…私が看てきた患者さん達も、桜の樹と同じでした。
豊川風花
私に向ける笑顔の裏には、とっても繊細で壊れ易くて…
豊川風花
太陽の元に根付きたいのに、根付いてはいけないものと戦わなくてはならなくて…。
豊川風花
時には儚く散ってしまう桜の花びらのように…
豊川風花
時には儚く散ってしまう桜の花びらのように…空よりも高い所に旅立ってしまった人もいました…。
豊川風花
………。
豊川風花
………
豊川風花
………ねぇ、プロデューサーさん…?
豊川風花
私は看護の知識はあっても、病気を治せる知識や技術もありません。
豊川風花
…ですが…、
豊川風花
…ですが…、今も何処かで戦っている人達に、笑顔の花を咲かせたいです。
豊川風花
例え、その人達の先に待つのが…争う事も許されない悲しい旅立ちだったとしても…
豊川風花
それが、私の自惚れた甘い考えだとしても…
豊川風花
そんな夢物語のような綺麗事を叶えるには…
豊川風花
…プロデューサーさん、
豊川風花
…プロデューサーさん、あなたという追い風が必要なんです。
豊川風花
私の『風花(ふうか)』という字は『風花(かざはな)』とも読めますよね?
豊川風花
あれは『晴天の空からはらはらと散らつく雪』…
豊川風花
あれは『晴天の空からはらはらと散らつく雪』…って、プロデューサーさんはご存知ですよね?
豊川風花
貴音ちゃんの歌で有名ですものね…うふふっ!
豊川風花
でも、私の『風花(かざはな)』は…
豊川風花
何処かで戦っている誰かの励みになれる…笑顔に出来る…
豊川風花
そんな元気の花を送る歌声の風…!
豊川風花
そんな『風花(わたし)』になれるよう…
豊川風花
これからも、『清純派』なプロデュース…よろしくお願いしますね!プロデューサーさんっ!
(台詞数: 34)