黒井社長
※今日の迷える子羊は本人の希望で、プライバシー保護のためコ○ン君の犯人みたいになってます。
豊川風花
ここは、シスター風花の懺悔室。
豊川風花
ここで、迷える子羊さんの悩みや後悔を聴いて、導いてあげるのが私の仕事。
豊川風花
今日もまた、悩める子羊さんがやって来たようね…。
豊川風花
【コンコンコン】どうぞ。
黒井社長
ウィ、私だ。
豊川風花
冒頭の注意書きの意味!!
黒井社長
冒頭…?何を言っているんだ、この小娘は。
黒井社長
まぁいい、高木とは違って多忙な私がせっかく時間を空けてきてやったのだ。
黒井社長
三流プロダクションの低級アイドルに、このセレブな悩みを聞かせてやろう。光栄に思うがいい。
豊川風花
…莉緒さんから聞いてはいたけど、本当にこんな性格なのね。
黒井社長
…何か言ったか?
豊川風花
な、何も言ってませんよ!?
黒井社長
まったく…高木の教育はどうなっているんだ。それともあのド三流プロデューサーの仕業か?
黒井社長
…ふん。どうせ今後困るのは貴様らであって私では無いからな。そんな些細な事どうでもいい。
豊川風花
えっと…懺悔は?
黒井社長
懺悔だと?この私に悔いることがあると思うのか?
豊川風花
じゃあなんで来たんですか!?
黒井社長
だから悩みだと言っただろう。上に立つ者は常に悩みを抱えているのだ。高木はどうか知らんがな。
豊川風花
…取り乱してごめんなさい。では、悩みを教えて下さい。
黒井社長
……間接的に貴様らに関わることだが、別段話して困ることでも無いだろう。
黒井社長
お前達の社長…高木と私の関係は知っているな?
豊川風花
たしか、1人のアイドルのプロデュースが原因で仲違いをしていると伺っています。
黒井社長
仲違いだと!?はっ!この私が袂を分かったのだ!あんな甘さだけの男と仕事など出来ん!
黒井社長
彼奴のせいで、私が頭を抱えているのだ!!
豊川風花
高木社長が一体何を…?
豊川風花
まさか、嫌がらせを再開させるつもりじゃ…!そのために考え事を…。
黒井社長
フン、あんな効率の悪く、回りくどい手段、やるだけ無駄だ。
黒井社長
そんな些末な悩みでは無い。もっと重大な話だ。
黒井社長
…………。
黒井社長
なんていうか…高木と仲直りするために、そのぅ…話をする勇気が湧かない的な?【ポッ】
豊川風花
に、憎らしいほどにいじらしいっ!!!
(台詞数: 32)