永吉昴
《リーフィアの首飾りを説明中》
永吉昴
……というわけだ。その首飾りは、易々と表に出すような物じゃねぇんだよ
篠宮可憐
そんなに危険な物だったなんて……
永吉昴
可憐、そのもえぎいろのたま……一体どうやって手に入れたんだ?
篠宮可憐
手に入れたと言いますか……あれは小さい頃に、お守りとして母から貰った物なんです……
永吉昴
可憐の母さんは何か言わなかったのか?
篠宮可憐
母は、私にもえぎいろのたまを渡してすぐに、病気で……(グスッ)
永吉昴
……あの、その……ごめん
篠宮可憐
遠くの病院に入院したので、しばらく会ってないんです
永吉昴
紛らわしいんだよ!お前、オレの「ごめん」を返せ!
宮尾美也
<ガチャッ>ただいま戻りました～♪
永吉昴
おう、お疲れ。ちゃんと引き渡してきたか?
宮尾美也
<バタン>バッチリですよ～♪お巡りさんから感謝されちゃいました～♪
宮尾美也
《密猟犯から、リーフィア強奪の真相を聞いた直後ーーー》
宮尾美也
『なるほど、そういう事だったのですね～』
宮尾美也
密猟犯『さぁ、質問には答えたんだ。さっさと俺を解放しろ』
宮尾美也
『“話したら解放する”なんて、誰が言いました～?』
宮尾美也
密猟犯『!?』
宮尾美也
『あなた、指名手配中の密猟犯さんですよね?丁度いいので、このままお巡りさんに引き渡します』
宮尾美也
密猟犯『貴様ぁぁぁぁぁぁ!!』
篠宮可憐
(ボソッ)昴さん、あれも全部計算だったんでしょうか?
永吉昴
(ボソッ)オレが知るわけ無いだろ
宮尾美也
そちらはどうですか～?もえぎいろのたまのお話は終わりました～?
永吉昴
あぁ、さっき終わったよ。しっかし、分かんねぇなぁ……
篠宮可憐
何がですか?
永吉昴
961プロの社長が、もえぎいろのたまを欲しがる理由だよ
永吉昴
アイドルトレーナーの事務所の社長が、あんな物を何に使うのやら……
宮尾美也
それも調べないといけませんね～
篠宮可憐
そ、その時は……私もお手伝いを
永吉昴
ダメに決まってんだろ。ヘタに外に出たら、また狙われんぞ?
宮尾美也
そうですね～。可憐ちゃんにはしばらく、ここにいてもらわないといけませんね～
篠宮可憐
うぅ……
宮尾美也
大丈夫ですよ～♪ここにいれば、ひとまずは安心ですから～♪
宮尾美也
それに……可憐ちゃんには、ここでやってほしい事がありますからね～
篠宮可憐
やってほしい事?
宮尾美也
はい～♪このジムで、私の特訓を受けて頂きたいのですよ～♪
篠宮可憐
特訓!?
永吉昴
おいおい、今はそれが仕事じゃねぇんだぞ?
宮尾美也
でも、いずれは可憐ちゃんにも戦線に立ってもらわないといけませんよね～?
宮尾美也
可憐ちゃんのバトルを見た時に、ビビーっと感じるものがあったんです
宮尾美也
「技」を担当している私と特訓すれば、リーフィアもモクローも、もっと強くなりますよ～♪
永吉昴
だとよ。可憐、どうする?
篠宮可憐
もちろん受けます!むしろ、私からお願いしたいくらいでした!
宮尾美也
決まりですね～。それじゃあ、明日から早速始めましょうか～
篠宮可憐
はい!よろしくお願いします!
宮尾美也
ふわぁ……。久し振りに頭を使ったら眠くなっちゃいました～。ちょっとお昼寝してきますね～
永吉昴
あ、おい!……全く、ホントにマイペースなやつだなぁ
篠宮可憐
何から何まで……本当にありがとうございます
永吉昴
礼なら美也に言ってやりな。よし、乗り掛かった船だ!オレも特訓に付き合ってやるよ!
篠宮可憐
えへへ、ありがとうございます♪
(台詞数: 50)