
永吉昴
……さて、そろそろ本題に入るが……可憐、亜利沙から大まかな話は聞いてるんだろ?

篠宮可憐
は、はい……「伝説のポケモンを狙っている集団がいる」とは聞きました

永吉昴
そうだ。集団……と言うより、アイドルトレーナーの事務所なんだがな

宮尾美也
961プロ、でしたよね?にわかには信じられませんが、本当なんでしょうか?

永吉昴
もちろん、その真偽も確かめる。んで、もし本当なら……オレ達でそれを食い止める

永吉昴
その時は可憐、アンタにも協力してもらうからな?

篠宮可憐
はい、分かっています

篠宮可憐
星梨花「<ガチャッ>皆さ~ん、お茶のお代わりを持って来ましたよ~♪」

篠宮可憐
あ、ありがとうございます~♪

篠宮可憐
星梨花「いえいえ、それではごゆっくり~♪<バタン>」

宮尾美也
961プロの件もそうですが、まずは目の前の問題を解決しないといけませんね~

永吉昴
目の前の問題?

篠宮可憐
私のポケモン……リーフィアが密猟犯に拐われそうになったんです

永吉昴
密猟犯に!?

篠宮可憐
はい……でも、その理由が分からないんです。単に珍しいって理由だけじゃないような……

篠宮可憐
そんな気はするんですけど……

永吉昴
(ボソッ)可憐のやつ、リーフィアに付けた首飾りが何なのか、知らないのか?

宮尾美也
(ボソッ)仕方ないですよ~。私達ですら、本物を見るのは初めてでしたから

篠宮可憐
あ、あの~……

宮尾美也
おっと、失礼しました~。取りあえず、まずは敵さんの戦力を知らないといけませんが……

宮尾美也
星梨花「<ガチャッ>美也さ~ん、このバタフリーって美也さんのバタフリーですか?」

宮尾美也
あ、帰って来てたんですね~。ありがとうございました、星梨花ちゃん

宮尾美也
星梨花「いえいえ、それでは失礼しました~<バタン>」

宮尾美也
バタフリー、敵さんの情報は?

宮尾美也
………………

永吉昴
………………

篠宮可憐
………………

宮尾美也
ふむふむ、分かりました~。それじゃあバタフリー、休んでてくださいね~<バシュッ!>

永吉昴
バタフリーを偵察に行かせてたのか。バタフリーは何だって?

宮尾美也
敵さんは1人だけですね~。持っているポケモンも、ドクロッグ1匹だけだそうです

篠宮可憐
珍しいですね……密猟犯がポケモンを1匹しか持っていないなんて

宮尾美也
裏を返せば、それは自信の表れかも知れませんね~。単独行動のドクロッグ使い……ですか~

宮尾美也
む~ん……

永吉昴
!

篠宮可憐
……あ、あの~

永吉昴
(ボソッ)可憐、こっち来い

篠宮可憐
は、はい……

宮尾美也
………………

篠宮可憐
あの~、あれは一体何をしてるんですか?

永吉昴
あぁ、ありゃあいつのクセみてーなもんだ

篠宮可憐
クセ?

永吉昴
あぁ。あいつは時間がゆっくり進むのを楽しむ事が好きな、マイペースなやつでな

永吉昴
囲碁とか将棋が好きで、よくオレや星梨花が相手してやってるんだが……

永吉昴
手が詰まるとああやって、右手の人差し指を眉間に当てて目を瞑るんだ

篠宮可憐
……それが一体、何を意味するんですか?

永吉昴
戦略を練ってるのさ

篠宮可憐
戦略?

永吉昴
あぁ。今まで何十局と対戦してきたが、オレも星梨花も、今まで1度も美也に勝った事が無い

篠宮可憐
そんなに強いんですか!?

永吉昴
あぁ。将棋で培った美也の先読み、見たらきっとビックリするぜ
(台詞数: 50)