宮尾美也
『むかしむかし、ロジャーという名前の小さなうさぎがいました。』
宮尾美也
『ロジャーは眠りたくてしょうがないのに、【いますぐ】には眠れない子でした。』
宮尾美也
『うさぎのロジャーはちょうどきみと同い年、年上でもなく年下でもなく』
宮尾美也
『ちょうど【美香】と同い年です。』
宮尾美也
『好きなこともきみとまるでいっしょで、楽しいことをして遊ぶのが大好き。』
宮尾美也
『【いますぐ眠る】より、遅くまで起きて遊ぶほうが好きなところも。』
宮尾美也
『ロジャーの兄弟はみな、【毎晩】、お母さんうさぎがおふとんに連れて行くと…』
宮尾美也
あらあら、もう寝ちゃいましたか。いつみても可愛い寝顔だね。
宮尾美也
(ガチャ)あ、あなた。おかえりなさ~い。
宮尾美也
……えぇ、さっき寝付いたばかりですよ。美香は寝つきがいい子で助かりますよ。
宮尾美也
私にそっくりだなって…む~、私はそんなにおねむさんじゃありませんよ~。
宮尾美也
そんな意地悪言う人にはご飯はあげませんからね~。
宮尾美也
………。
宮尾美也
ふふっ、冗談にきまってるじゃないですか~。
宮尾美也
その慌てぶりは何年経っても変わりませんね。
宮尾美也
……えぇ、そうですよ。あれからもう10年も経ったんですよ。
宮尾美也
私がトップアイドルになったのが17の時、そして3年間アイドルを続けて、二十歳に引退。
宮尾美也
そして、あなたからプロポーズの言葉をもらったんでしたよね。
宮尾美也
今でも昨日のことのように覚えてますよ。
宮尾美也
何を驚いてるんですか?忘れるわけないじゃないですか。
宮尾美也
あなたからもらった大切な言葉ですから。
宮尾美也
あ…ケーキ、買ってきてくれたんですね。それにシャンパンも…。
宮尾美也
覚えててくれたんですね。今日が何の日か。
宮尾美也
…当たり前だって?
宮尾美也
ふふ、そうですね。私もちょっと意地悪が過ぎました。これでおあいこですね。
宮尾美也
っと、せっかくシャンパンを買ってきてくれたのでこっちで一緒に飲みませんか?
宮尾美也
大丈夫ですよ。美香はあなたに似ていい子ですからぐっすり寝てますよ。
宮尾美也
それに…今日は私達の特別な日だからあなたとゆっくり飲みたいんです。
宮尾美也
…えへへ、ありがとうございます。
宮尾美也
………。
宮尾美也
………ねぇあなた。
宮尾美也
私ね、あなたと出会えてとっても幸せだよ。
宮尾美也
……あなたもそうですか。嬉しいです///
宮尾美也
では、この幸せがいつまでも続くように乾杯しましょうか。
宮尾美也
私達の特別な日…「結婚記念日」に…
宮尾美也
かんぱーい。(チリーン)
(台詞数: 36)