小料理屋・みゃおみ屋。
BGM
Smiling Crescent
脚本家
sikimi
投稿日時
2016-10-31 00:00:06

脚本家コメント
この立ち絵が現れたときから、ずっとこのタイトルだけが頭の中に浮かんでいました。キャラバン編の時からだから…何年くらいでしょうか?

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宮尾美也
都会の喧騒から少し離れた一角に存在する、まるで古民家のようなお店。
宮尾美也
開店日も休店日も、開店時間も閉店時間もすべてが女将さんの気まぐれ。
宮尾美也
…おや、今日は営業日のようですね。
宮尾美也
女将さんがやる気に満ちた表情で、お店にのれんをかけ始めました。
宮尾美也
――小料理屋・みゃおみ屋、営業開始です。
宮尾美也
――――――――――。
宮尾美也
いらっしゃいませ~。一名様ですね~?お好きな席にどうぞ~。
宮尾美也
…小さいお店ですから、カウンターしかないですけどね~。
宮尾美也
【コトッ】こちらはお通しですよ~。切り干し大根、いい味になってます♪
宮尾美也
おや~…?なんだか、とっても疲れた顔をしてるみたいですけど、何かあったんですか~?
宮尾美也
…ふむふむ。と~っても大きなイベントがあって、それに参加して精根使い果たしてしまって…。
宮尾美也
半分自暴自棄になっていた時に、ふとこのお店が目についたんですね~。
宮尾美也
…私には、そのイベントの大きさも壮絶さも、はっきりとはわかりません。
宮尾美也
あなたの表情からは、辛かったことや悔しかったこと、それに後悔や苦悩の気持ちが分かります。
宮尾美也
…それは、とても辛く苦しく長いイベントだったんですね。
宮尾美也
…いきなりこんなことを言ってしまうと、貴女の気分を害すると思いますが…。
宮尾美也
私は今日、お店を開いてよかったと思います~。
宮尾美也
だって、あなたの悩み事を、苦悩を、弱音を聴くことができましたから。
宮尾美也
だって、あなたが悩み事を、苦悩を、弱音を吐くことができましたから。
宮尾美也
…変わってるとはたまに言われますよ?…あれ、しばしばだったかもしれませんね~。
宮尾美也
でも、私はいろんな人の話を聴くのが好きなんです。
宮尾美也
私に悩み事を話してくれて、それでその人の気持ちが少しでも晴れてくれたら嬉しいんです。
宮尾美也
そのために、私はこの小料理屋を始めたんですから~。
宮尾美也
…あ、そういえばまだ注文を聞いていませんでしたね。失礼しました~。
宮尾美也
といっても、基本的に私のオススメしか料理はありませんけどね~。
宮尾美也
というわけで今日の女将のおすすめ、肉じゃがです~。味がしっかりと沁み込んでますよ~。
宮尾美也
一応、お店を開いている身ですから、料理には自信がありますよ~。
宮尾美也
私の料理が、あなたの心に積み重なった痛みも、突き刺さった棘も消し去ってくれたら素敵です~。
宮尾美也
あなたのどんな言葉も、どんな弱音も、どんな泣き言も、すべて私が受け止めます。
宮尾美也
だから今日は、しっかり食べて、ゆっくり吐露して、たっぷり英気を養って…。
宮尾美也
また明日から…ゆっくり、自分のペースでいいですから、しっかりと歩き出しましょう。
宮尾美也
えいえい、お~っ!

(台詞数: 32)