福田のり子
げっ!? プロデューサー!?
永吉昴
やっべぇバレた! 逃げ、逃げ……
宮尾美也
あはは〜、出入り口はプロデューサーさんが閉めちゃいましたから、出られませんよ〜。
永吉昴
なんで美也はそんなに落ち着いてんだよ!?勝手に入ったら怒られるに決まってんだろ!?
宮尾美也
む〜、プロデューサーさんは私達を怒るんですか〜?それはとても悲しいです〜。
福田のり子
や、あのさプロデューサー。アタシ達、別に悪いことしようってわけじゃないんだよ。
福田のり子
美也が持ってきた映画を観てたらなんかこう……さ、盛り上がっちゃって……。
宮尾美也
そうなんですよ〜。 ゴスペルを歌って踊るんですよ〜。
永吉昴
その、オレたちお嬢様ってのがどんなのか、よくわかんなくてさ……。
永吉昴
そしたら美也が、シスターさんが主役の映画を知ってるって言うから、勉強を兼ねて観たんだよ。
永吉昴
でさ、そのシスターさん達がスッゴいんだよ!ゴスペルをノリノリで歌って踊っててさ!
福田のり子
そうそう!観終わったらいてもたってもいられなくてさ!
福田のり子
アタシ達も、ちょっとこれやってみようよ!ってなって……
永吉昴
どうせなら同じように礼拝堂でやりたいよな!って話になって……
永吉昴
丁度、今撮影してるここならピッタリだって話になって……
福田のり子
む、無断で忍び込んじゃいました……。あ、あは……。
宮尾美也
あ、私いいことを思いつきました〜。
宮尾美也
4人だと寂しいですから、可奈ちゃんや朋花ちゃん達も誘ったらどうでしょうか〜?
福田のり子
いやいや美也、今絶対そんな話じゃないよ!?
宮尾美也
え〜? 仲間はずれはよくないと思いますよ〜?
永吉昴
そういう問題でもないから!!
宮尾美也
そうなのですか〜……。
宮尾美也
そうなのですか〜……。 プロデューサーさんはどう思いますか〜?
福田のり子
あのさ、ホントに悪気があったわけじゃないんだよ……?
永吉昴
そうそう、ちょっと試してすぐ帰るつもりだったんだから……。
永吉昴
って、プロデューサー、どこ行くんだ?
永吉昴
え゛……?律子を……
福田のり子
呼んで……くる…………?
福田のり子
プロデューサーごめんなさい!勝手に忍び込んだアタシ達が悪かったです!反省してます!!
永吉昴
だから律子のお説教だけは勘弁!撮影頑張るから!ね!?ね!?
宮尾美也
じゃあ私は麗花さんやまつりちゃんを呼んできますね〜。
福田のり子
美也!今そんな場合と違う!
永吉昴
謝って!心からプロデューサーに謝って!!
福田のり子
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい………
永吉昴
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…………………え?
永吉昴
オレ達も皆を呼びに……?何で……?
福田のり子
どうせならちゃんと撮影してDVDの特典にしよう、って……
福田のり子
どうせならちゃんと撮影してDVDの特典にしよう、って……ホント!?
宮尾美也
プロデューサーさんが律子さんとお話ししてる間に、私達は皆を集めれば良いんですね〜。
永吉昴
へへっ!やったぁ♫ ありがとうプロデューサー!!
福田のり子
よーし!2人とも、気合い入れて頑張ろー!
永吉昴
おー!
宮尾美也
お〜!
宮尾美也
……はい〜?
宮尾美也
……はい〜? どうやってここに忍び込んだか、ですか〜?
宮尾美也
それはですね〜、裏門の合鍵を昴ちゃんが借りて、のり子さんがバイクで……
福田のり子
さぁー皆を集めよう昴!今すぐ全速力でここを出て、皆を集めるよ!
永吉昴
そうだな!一目散にここから抜け出して皆を集めないとな!!
福田のり子
散・ (バッ)
永吉昴
散・開!! (ババッ)
(台詞数: 50)