福田のり子
ゆっくりでもなし♪急ぐでもなし♪
福田のり子
ゆっくりでもなし♪急ぐでもなし♪どこへ向かうでもなし♪
福田のり子
ゆっくりでもなし♪急ぐでもなし♪どこへ向かうでもなし…おや?
福田のり子
「うーん、ないなぁ…。どこに落としちゃったんだろ…」
福田のり子
【キキッ】えっと…そこのキミ。何か探してるみたいだけど、どうしたの?
福田のり子
「あの、お財布を落としちゃったみたいなの」
福田のり子
「せっかくドーナツを買って帰ろうと思ってたのに、ついてないなぁ」
福田のり子
あー、財布を落としちゃったのか。
福田のり子
…よし、アタシも探すの手伝うよ!今日はもうフリーだからね。
福田のり子
「いいの!?うわー、ありがとうっ」
福田のり子
「…でも、心当たりがあるところは全部探しちゃったんだ。諦めるしかないのかなぁ…」
福田のり子
諦めるのはもったいないんじゃないかな?ほら、誰か拾って交番に届けてくれてるかもよ?
福田のり子
「そっか!近くの交番に行ってみるね。ありがとう、お姉さん!」
福田のり子
ちょっと!?近くって言っても結構距離があるよ?ほら、アタシのスクーターの後ろに乗りなよ。
福田のり子
「いいの!?わーい、おねがいしまーす!!」
福田のり子
「いいの!?わーい、おねがいしまー…あっ」
福田のり子
何?何か問題でもあった?
福田のり子
「バイクのタイヤって、ドーナツににてるね!」
福田のり子
…お、おう。
福田のり子
――――――――――。
福田のり子
「あたしのお財布です!ありがとうございます♪」
福田のり子
あははっ。優しい人が届けてくれててよかったね。
福田のり子
それにしても…財布までドーナツ柄って、本当にドーナツが好きなんだね。
福田のり子
「うん!だって、ドーナツって食べるとどんな人でも笑顔にできるでしょ?」
福田のり子
「見てるだけでも、カラフルで可愛いし、食べるともっともっと素敵なんだよ!」
福田のり子
ドーナツかぁ…。アタシ、しばらく食べた記憶がないなぁ。
福田のり子
「ええっ!?お姉さん、それはもったいないよ!!」
福田のり子
いや、だって…アタシに可愛いものってあんまり似合わないし…?
福田のり子
「ドーナツが似合わない人なんていないんだよ?…そうだっ。お姉さん、今から時間あいてる?」
福田のり子
さっきも言ってたけど、今日は用事もないけど、どうしたの?
福田のり子
「無事にお財布が見つかったから、一緒にドーナツ食べに行こうよ!」
福田のり子
「この近くにあたしのお勧めのドーナツ屋さんがあるんだよ!」
福田のり子
ドーナツ…いいね!キミの話を聞いてたら、久し振りに食べたくなったよ。
福田のり子
素敵なお店なら、劇場の皆にも教えてあげられるしね。
福田のり子
「それじゃあ早速行こう?善とドーナツは急げ!ドナドナドーナー、ドーナッツ♪」
福田のり子
ドナドナって…まあ、楽しそうだからいいか。
福田のり子
――――――――――。
福田のり子
…ねえ。本当にこのお店なの?アタシには可愛すぎて、しり込みしそうなんだけど。
福田のり子
「美味しいから大丈夫だよ!ほーら、早く早くっ♪」
福田のり子
ちょっと待って…って、引っ張る力が強い!心の準備がまだだからー!!
(台詞数: 40)