真壁瑞希
時間が空いたので、暇を潰しに頭の中にあるネタをドラマシアターで具現化するように作る。
真壁瑞希
そんな日が何回あったか、ふと思い出すと懐かしさと複雑さを感じる。
真壁瑞希
このシステムは、もはや日常生活の一部とも言えるだろうか?
真壁瑞希
ですが、楽しいことが一つ増えたとなると、あまり気にすることでもないでしょう。
真壁瑞希
スマホやパソコンに目を通して一つ一つ文章を作り上げる。まるでゴーストライターか?
真壁瑞希
しかし、相手が理解できる内容でないとと考えると、悩ませる一方だ。
真壁瑞希
50の文章と45文字。この決められたルールでどう活かすか。深く思えば頭脳戦の一種だ。
真壁瑞希
そして完成したときの達成感。……息をふぅと吹き掛ける程度。ふぅ。
真壁瑞希
完成したのはいいんです。完成したのは…しかし、ここからが複雑な思いになっていく。
真壁瑞希
作ったドラマシアターの中でも、自信作はあるはず。思いきってできたのもある。
真壁瑞希
みんなの反応を見たいのもある。そのドキドキがたまらなかった。
真壁瑞希
だが、ここもまるで天と地の差の如く。できたものが人気になるか埋もれてしまうか…
真壁瑞希
せっかくできたドラマの中にどうして見てくれないんだ、というのもある。
真壁瑞希
そうなると、ある者は困惑と絶望と哀しみが混ざり合い、ストレスを抱えてしまう。
真壁瑞希
しかしある者はそれに動じず、気にせず趣味的な意味で、次のドラマを作るのもいる。
真壁瑞希
複雑です。モヤモヤするぞ。
真壁瑞希
中でも一番目につくのはやはりコメントだろう。コメントが来れば、感謝の他ない。
真壁瑞希
一つ、二つと来ることで、創作意欲が湧いてくる。あの中にもプチドラマ有。
真壁瑞希
そしてドラマの中で築いた絆。交流を深め合い、一つのサークルが完成する。
真壁瑞希
同じ趣味がいればネッ友が芽生えてくる。ここも一つのドラマシアターだ。
真壁瑞希
…簡潔に言ってしまえば、ドラマシアターが好きな人が多くいる。
真壁瑞希
何か書きたいものがあれば書く。楽しめればいい。差別なんて考えるな…と。
真壁瑞希
…さて、私は今日もどんなドラマを作ろうか。皆の反応、楽しみ。
(台詞数: 23)