黒井社長
765中央裁判所、第6法廷
黒井社長
裁判長「これより被告人、プロデューサーの裁判を開廷します。」
真壁瑞希
弁護側、準備万端です...ふんす。
北上麗花
検察側って言うのかな? 準備できてま~す♪
黒井社長
P(...なんで検察側に麗花さんがいるんですかねぇ...?)
黒井社長
裁判長「それでは北上検事、冒頭弁論をお願いいたします。」
北上麗花
はーい、事件はちょうど1ヶ月前に765プロ事務所内で起きました!
北上麗花
被害者は『箱崎星梨花ちゃん』、プロデューサーとお買い物に行く約束だったそうです。
北上麗花
しかし、その後デートという名目で誘拐しようとしたとして被告人さんは逮捕されちゃいました。
北上麗花
当局では『箱崎星梨花保護法』と『リア充阻止法』の違反として考えてるみたいです♪
黒井社長
裁判長「なんとも...いたいけな少女の心を踏みにじるとは...許せませんな!」
真壁瑞希
P「いや、アレは星梨花から言われた事だし...この裁判自体、完全に逆恨みじゃんか。」
真壁瑞希
ですが...無実を証明しないとプロデューサーが逮捕されてしまうのも事実です。
真壁瑞希
こんな時、お父さんが来てくれれば..ヘルプミー。
黒井社長
裁判長「それでは、弁護側には反論はないようなので、判決に移りたいとおもいます」
北上麗花
え~、あまりにも普通だったからもう少し裁判したかったな~...。
黒井社長
裁判長「被告人、プロデューサーの判決を言い渡します...有ざ、」
黒井社長
?「異議ありッ!!!」
北上麗花
?「被告人にはその時、アリバイがあったという証言があります!」
真壁瑞希
?「それを無視して判決を言い渡すのは、明らかに被告人の人権を無視している!」
真壁瑞希
お父さん、遅すぎです...ヒヤヒヤしたぞ。
黒井社長
瑞希父「すまない、ちょっと遅れてしまったんだ。 でも、ここからは大丈夫!!」
真壁瑞希
瑞希父「...瑞希、証拠をあの検事に突きつけるぞ! この裁判を終わらせるんだ!」
真壁瑞希
わかりました...瑞希、頑張るぞ...!
真壁瑞希
まずは私の手をよく見て下さい...タネも仕掛けもこざいません。
北上麗花
うん、知ってるよ? だって瑞希ちゃんの袖の方にトリックがあるからね♪
真壁瑞希
...証拠を提出します。
真壁瑞希
P「あっ...瑞希が折れた...。」
黒井社長
裁判長「これは...ふむ。 証拠品として受理しましょう。」
北上麗花
これは...『魔法少女 みりおん』のメイキング映像だね。
黒井社長
裁判長「被告人の姿がこの映像に写っていた時間と今回の犯行時刻が一致しました」
黒井社長
裁判長「よって被告人、プロデューサーは無罪! ただちに釈放なさい」
北上麗花
おめでとうございます♪プロデューサーさん、風花ちゃんの着替えの手伝いで助かりましたね♪
北上麗花
P「ちょっ...それは言わない約束だって...」
真壁瑞希
...やはり世の中グラマラスが人気だとは...くっ!!
真壁瑞希
瑞希父「男って生き物はみんなそうさ...瑞希。」
黒井社長
P(こうして、俺の刑務所生活はあっさりと終わったのであった...)
黒井社長
魔法少女みりおん『プロデューサー捕縛編』 完!!
(台詞数: 38)