天海春香
ちーはやちゃんっ、隣いいかな?
如月千早
春香…どうしたの?
天海春香
えへへ…千早ちゃんぼーっとしてたから楽しくないのかなって心配しちゃって
如月千早
ううん、そうじゃないの…
如月千早
なんていうのかしら、楽しい雰囲気だからこそ、その中にいたくないの
如月千早
決して、嫌だからというわけではなくて…ごめんなさい、上手く言えなくって
天海春香
…えっと
如月千早
……多分きっと、これのせいね
天海春香
カメラ?
如月千早
ええ…みんな、楽しそうでしょう?それを写真に撮りたいし、ずっと記憶に残していたくって
如月千早
…ワガママかしら、せっかく私のための会なのに
天海春香
…ね、千早ちゃん?
如月千早
なに…きゃっ、春香?どうしたの?
天海春香
おーいみんなー!千早ちゃんと一緒に写真撮ってくれる人、いませんかー?
如月千早
は、春香…いいのよ、私…!
天海春香
もったいないよ、主役が写ってないなんて!
天海春香
みんな、千早ちゃんのこと好きだから集まってくれたんだもん
天海春香
きっと、千早ちゃんとの思い出、残したいって思ってるんじゃないかな?
天海春香
私も、もっと千早ちゃんと思い出、作りたいな?
如月千早
春香…ありがとう
如月千早
あの、みなさん、お願いできますか?
如月千早
ーーその日から、少しずつだけれど、私のカメラのメモリに、私が映るようになりました
如月千早
少し照れるけれど、写真の私は笑顔でした
(台詞数: 23)