azuuPのメモ【100作記念自分語り】
BGM
Thank You!765THEATER ver.
脚本家
azuu
投稿日時
2015-01-23 04:04:54

脚本家コメント
百本書いた自分へのご褒美回。
誰しも自分の作品に関して語りたい事ってあると思うんです。

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真壁瑞希
ふむ、内部も少し荒れてますが…………懐かしいですね……本当に……。
真壁瑞希
たしかここが応接間でこっちが給湯室。あっちに音無さんやプロデューサーの机があって……
真壁瑞希
…………おや?何か落ちてますね。
真壁瑞希
便箋……?プロデューサーの字ですね……。
真壁瑞希
『親愛なる真壁瑞希さんへ』
真壁瑞希
………………。
真壁瑞希
(ガサッ)
真壁瑞希
『あなたがこれを読んでいるということは、私はもうこの世にはいないでしょう。』
真壁瑞希
『ちょうど2年前の今日、あの日から世界は変わってしまいました。』
真壁瑞希
『そう、【やよいが一日妹になってくれる権】争奪戦が始まったあの日から……。』
真壁瑞希
『そもそも新年会の余興の一環として軽い気持ちで企画したのが間違いでした。』
真壁瑞希
『まさか水瀬財閥や萩原組だけじゃなく、天空騎士団や箱崎家まで参戦するとは。』
真壁瑞希
『しかもアイドル全員が、それまでの仕事で何かしらの戦闘スキルを習得していました。』
真壁瑞希
『ほんと、アイドルヒーローズやアイドルフォースを企画したことを後悔するばかりです。』
真壁瑞希
『そんなわけで、世界は今や滅亡寸前なんですが……ん?』
真壁瑞希
『なんですかあなた達は?一体どこから入ってきたんです。』
真壁瑞希
…………?
真壁瑞希
『やめて下さいっ!勝手に触らないで!は、離してくだ……な、何を!!』
真壁瑞希
『や、やめっ!……うわああああぁぁぁぁぁぁぁ!!』
真壁瑞希
プ、プロデューサーっ!!
真壁瑞希
『……………………
真壁瑞希
『……………………なんちゃって。』
真壁瑞希
ですよね。
真壁瑞希
『うちの瑞希さんなら、こんな茶番にも付き合ってくれていると信じてますよ。』
真壁瑞希
む。
真壁瑞希
『さて、前置きはこのくらいにして本題に移ります。』
真壁瑞希
『私が今日まで百本のドラマを書いた経験から得た教訓を、ここに書き記そうと思います。』
真壁瑞希
ちょっと脈絡が無さ過ぎますね。
真壁瑞希
『まずお伝えしたいのは、瑞希さんの使い勝手がとても良いという事。』
真壁瑞希
『多少妙な言動をしたり、行動理由が些細な事でも許容されやすい事が理由でしょう。』
真壁瑞希
『間違いなく、私がコメディ作品を書くのに欠かせないアイドルの筆頭です。』
真壁瑞希
…………。
真壁瑞希
『次に、ドラマ制作をする上での心得です。』
真壁瑞希
『765プロの魅力として"賑やかさ"というのは無視出来ないと思います。』
真壁瑞希
『そこで、出演する3人以外の存在を作中で匂わせると、割と面白くなりやすいと思います。』
真壁瑞希
『匂わせ方というのも色々あるのですが、そこは創意工夫する箇所ですので触れません。』
真壁瑞希
『あと、創作活動では、受け手の頭の中にどんな世界を展開したいかが重要だと思います。』
真壁瑞希
『その為の取捨選択を繰り返していくと、少しずつ作品が洗練されていくと思います。』
真壁瑞希
『次は自らへの戒めです。あくまでアイドルが主役ということは忘れてはいけません。』
真壁瑞希
『脚本家本人が評価されたいという欲は、案外読み手に伝わるものです。』
真壁瑞希
『きっと、このドラマを読んでいただいている方にも伝わっていることでしょう。』
真壁瑞希
『好きなアイドルの魅力を伝える。応援する為にと思って書く方が良い物ができやすいです。』
真壁瑞希
『そして、出演アイドルの担当Pに見せるのを躊躇うようなドラマは考え直すべきです。』
真壁瑞希
『無論これは"私の場合は"です。他の方にも当てはまるかはわかりません。』
真壁瑞希
『そもそも制作方法やドラマシアターの楽しみ方は十人十色でしょうしね。』
真壁瑞希
『偉そうに書きましたが、これが私が仕事をサボりつつ百本書いて気づいた事の一部です。』
真壁瑞希
『それでは、瑞希さんの健闘を祈ります。怪我の無いよう頑張って下さい。』
真壁瑞希
『追申・戸棚にケーキが入っています。もしお腹が空いてたら食べて下さい。』
真壁瑞希
…………プロデューサー……
真壁瑞希
……色々詰め込まれ過ぎててリアクションしづらいです。

(台詞数: 50)