篠宮可憐
……。
篠宮可憐
……!
篠宮可憐
こ、こっちです…プロデューサーさん…!
篠宮可憐
良かった…。忙しそうだから、来てくれないかと思ってました…。
篠宮可憐
担当アイドルのお誘いだから、行かないわけがない…ですか?
篠宮可憐
ふふっ。流石プロデューサーさんですね。
篠宮可憐
…ここ、ですか?
篠宮可憐
ここは…私と家族だけが知ってる、穴場スポットなんです。
篠宮可憐
何のかはすぐ分かりますよ…?ほら。【ヒュー…】
篠宮可憐
【パァンッ】
篠宮可憐
毎年…この地区は、丁度今の時期に花火大会を行うんです。
篠宮可憐
私が小さなころから…お父さんとお母さんといっしょに…この場所で見てたんです。
篠宮可憐
こ、今年は…私の誕生日と花火大会が…ちょうど同じ日になったので…。
篠宮可憐
それで…もしよかったら、プロデューサーさんと…い、一緒に花火が見れたらなって思って…。
篠宮可憐
べ、別に嫌ならいいんです…。す、すぐに劇場に帰っても…。
篠宮可憐
…誘ってくれて嬉しい、ですか。
篠宮可憐
そ、そう言ってもらえると…友紀を出して…よかったです。ふふっ♪
篠宮可憐
【パァンッ!】あ…!大きいのが打ち上がりましたね…!綺麗…。
篠宮可憐
…この花火、毎年見てるんですけど…やっぱり、何回見ても飽きないです。
篠宮可憐
花火って…すごいですよね。誰が見ても、綺麗って思わせちゃうんですから。
篠宮可憐
火薬の匂いも、嫌いじゃないです…。物が燃えてる匂いって言うと、ちょっと変な感じですけど…。
篠宮可憐
…打ち上げ花火でも、匂いは感じるのか、ですか?
篠宮可憐
…プロデューサーは、匂いを感じないんですか?今も、花火特有の匂いが…。
篠宮可憐
…………。【ヒュー!】
篠宮可憐
…………えっと、ふ、不毛なやり取りになりそうなので、やめましょう。【パンッ】
篠宮可憐
…どうしたんですか、プロデューサーさん?まだ、訊きたいことがありますか…?
篠宮可憐
…なんで、今年は自分を誘ったのか、ですか?確かに、今までは家族で見てましたけど…。
篠宮可憐
…今年は、両親が旅行に行ってるんです。それで、一人で見るのは…ちょっと、寂しくて。
篠宮可憐
み、皆を誘うのも考えました…。でも、ここじゃちょっと、皆で見るには狭いかなって…。
篠宮可憐
そ、それに…。【ヒュー…】
篠宮可憐
や、やっぱり…大切で…。【…】
篠宮可憐
や、やっぱり…大切で…好きな人と見たいなって…。【…】
篠宮可憐
あ、あれ…!?普通、今のタイミングで花火の音で聞こえなくなるんじゃ…!?
篠宮可憐
あ、あれ…!?普通、今のタイミングで花火の音で聞こえ【パァンッ】
篠宮可憐
……あ、あの…今の、聞かなかったことにしてもらえませんか…?【ヒュッ…】
篠宮可憐
【パーンッ】……?えっと、返答がうまく聞こえなかったんですけど…。
篠宮可憐
な、なんで笑ってるんですか…!?お、お願いですから…忘れてください!!
(台詞数: 37)