篠宮可憐
バカ……私のバカ。
篠宮可憐
朝から渡そう、渡そうって思ってたのに……
篠宮可憐
(2月14日……この日はプロデューサーさんとお仕事。)
篠宮可憐
(それも、二人で。)
篠宮可憐
(なのに私は怖じ気づいて、もう夜……)
黒井社長
(以降P)お疲れ様、可憐(ポンッ)
篠宮可憐
ふ、フェッ!プロデューサーさん……
黒井社長
一人の仕事なんて久しぶりだっただろうけど、よく頑張ったな。凄く頼もしかったぞ。
篠宮可憐
……
篠宮可憐
(どうしてこの人は欲しい言葉をくれるんだろう。)
篠宮可憐
(私が悩んでるとき、ヘコんでいるとき、そして怖じ気づいているとき……)
篠宮可憐
(この人はいつも、的確な言葉で私を導いてくれる。)
篠宮可憐
(だから苦しいときも、辛いときも、姿と言葉を思い出すと乗り越えられる勇気が出てくる)
篠宮可憐
(そう、今回も!)
篠宮可憐
プ、プロデューサーさん!
黒井社長
どうした可憐?
篠宮可憐
これ、これ……
篠宮可憐
う、受け取ってください!
黒井社長
おお!ありがとう!早速1個良いか?
篠宮可憐
ええっ!
黒井社長
(パクッ)……うん!旨い!
篠宮可憐
(プシュ～～……)
黒井社長
か、可憐?
篠宮可憐
(……渡すまでの勇気はもらえましたけど……)
篠宮可憐
(目の前で、作ったものを誉められて平常でいられる勇気はまた別……)
篠宮可憐
(……でも、)
黒井社長
可憐、可憐!?
篠宮可憐
(こうやって、真剣に心配してくれるこの人の為なら、また頑張れる気がする♪)
黒井社長
……背負われて笑えるならまだ大丈夫かな。
篠宮可憐
(これからも頑張りますね。私に勇気をくれる人♪)
(台詞数: 30)