天海春香
ふぅ…閣下含めた私の姉妹達は帰ったわね。おかげで治療費も込みでガッポリ稼げたわ。
矢吹可奈
ウハウハだね〜。
天海春香
あんたは志保ちゃんがツケたお土産代を払いなさいよ。それまでタダ働きね。
矢吹可奈
志保ちゃん…私を置いてさっさと帰っちゃうなんて…クスン。
天海春香
その志保ちゃんを放って伊勢に遊びに行ったのはどこのどいつよ。
矢吹可奈
だって志保ちゃん、私がいない間に友達作ってどこかに遊びに行っちゃうし…
天海春香
ペットを放っておくなんて志保ちゃんにも困ったものだわ。
矢吹可奈
全くだよ。
天海春香
…ペット扱いは否定しないのね。
天海春香
そういや駄神は何か用があって来たんじゃないの?
矢吹可奈
あ、そうそう。大宴会場の催し物に出演する人がいなくて困ってるって聞いたんだけど?
天海春香
それなら広告で出演者を募集したら1人希望者がいたわ。今度面接するけど。
天海春香
それからあんた宛の暑中見舞いにあった有名人らしき人にも連絡取ってるけどね。
矢吹可奈
はて?有名人?
天海春香
…やっぱり偽物かしらね。
矢吹可奈
で、それなんだけど私にちょっとアテがあるんだけど。
天海春香
おや、どんなの?
矢吹可奈
春香さん達が箱崎家に殴り込みに行ってる時にトイレを借りに来たおっさん連中がいてね。
矢吹可奈
なんかお礼に色紙貰ったんだよ。おっさん達にしてはなかなか上手い絵が描かれていたんだ。
天海春香
へぇ、どんな絵か見てみたいわね。その色紙はどこにあるの?
矢吹可奈
家に持って帰って鍋敷きにしたよ。
天海春香
へ?鍋敷き?
矢吹可奈
だっていい歳したおっさん連中が描いた色紙だよ?ゴミじゃん。
天海春香
はぁ…
矢吹可奈
でも何故か色紙を見た志保ちゃんにこっぴどく怒られたんだけど何でだろう?
天海春香
…ますます気になるわね。
矢吹可奈
でね、そのおっさん達に出演して貰うのはどうかなって。即興で絵を描いて貰う大道芸みたいなのを
天海春香
まぁ、いいけど。連絡先分かるの?
矢吹可奈
暑中見舞いのはがきが来てね。連絡先が書いてあった。
天海春香
そう、じゃあよろしくね。これで出演者に穴が空く心配がなくなりそうだわ。
矢吹可奈
えっへん!私に感謝しなさい。
天海春香
何をー!駄神のくせにー‼︎(グリグリ)
矢吹可奈
痛い痛い!電気あんまは止めて〜!
天海春香
ふぅ、悪は滅びた。
矢吹可奈
キュウ…
天海春香
ま、それはそれとして…
天海春香
さっきからあそこで覗き見してるの元ブラックマーチのやよいよね?何してるのかしら?
天海春香
思いっきり顔が見えてるんだけど…あれで隠れてるつもりかしらね。
天海春香
確か近所で民宿を始めたって聞いたけど…
天海春香
商売敵ね。つぶすか。
(台詞数: 40)