篠宮可憐
……まだ、お休みにならないのですか、ご主人様?
篠宮可憐
……明日の資料を確認していらっしゃったのですか。ご熱心ですね。
篠宮可憐
あ、あの……ご迷惑でなければ、ご一緒してもよろしいですか?
篠宮可憐
恥ずかしながら、寝付くことができなくて……ハーブティーを淹れてきたんです。
篠宮可憐
ご主人様は、コーヒーを召し上がっていたのですか?お申し付けがあれば、すぐご用意しますのに。
篠宮可憐
あの……僭越ながら申し上げますと、この豆はもう少し薄めに淹れた方が、香りが立ちますよ。
篠宮可憐
眠気覚ましのお心でしょうが……香りのリラックス効果も嗜まれるとなお良いかと……
篠宮可憐
そうですわ。少し窓をお開けしますね。
篠宮可憐
……昼間の喧騒が無くなり清浄になった風に、ほのかに月下美人の香りが漂ってます。
篠宮可憐
……へ?お、お風呂にはもう入ったか、ですか!?
篠宮可憐
す、すみません、変な声をあげてしまって……はい、もう既にいただきました。
篠宮可憐
……今は、私もご主人様も、同じシャンプーやボディソープの香りがしていますよ。
篠宮可憐
……
篠宮可憐
……す、すみません。さっきからずっと変なお芝居をしてて。それとステージ衣装を着ちゃって。
篠宮可憐
まさか地方ロケに来て、プロデューサーさんと一緒にセミスイートの部屋をあてがわれるなんて……
篠宮可憐
……スポンサーさんたちのご好意でいい部屋に泊まれたんでしょうけど、普通に過ごせないんです!
篠宮可憐
男の人……というかプロデューサーと同じ部屋なんて。し、暫くこんな『演技』させてください!
(台詞数: 17)