自慢の娘です。
BGM
Be My Boy
脚本家
平沢ヒラリー
投稿日時
2017-11-02 23:25:58

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百瀬莉緒
おはようプロデューサー君。いよいよ今日からアイドル生活の第1歩が始まるってわけね。
百瀬莉緒
それでまず何をすれば…あらごめんなさい。電話だわ、出てもいい?
百瀬莉緒
もしもし。ごめん今仕事中だから…え?あのねえ、そんな事出来るわけ無いでしょ。
百瀬莉緒
無理だってば。上司にあたる人にそんな失礼な真似出来ないわよ、じゃあね!
百瀬莉緒
お待たせ。え?ああ田舎の父からよ。内容?いや、大したことじゃないんだけどさ。
百瀬莉緒
プロデューサー君がどんな人か知りたいから電話替わってくれだって。参っちゃうわ、もう。
百瀬莉緒
私が言うのもなんだけど親バカでね。小さい頃から褒められた記憶しかないわ。
百瀬莉緒
アイドルになるって言ったら大喜びしちゃって。サイン配るからって色紙山ほど買ったそうよ。
百瀬莉緒
ま、父を喜ばせる気も無くはないしね。頑張っていきますか!
百瀬莉緒
おはようプロデューサー君。あ、もう出来てるの、新しいホームページ。どれどれ…
百瀬莉緒
「765プロ所属アイドル・百瀬莉緒」か。名前と自己紹介画像だけでも実感湧くわね。
百瀬莉緒
そうだ、実家に連絡していい?ありがと…もしもしお父さん?えっとね、パソコン使い方分かる…
百瀬莉緒
…もう知ってたわ。私の名前がいつサイトに出るか毎日数時間おきに確認してたんですって。もう!
百瀬莉緒
…おはようプロデューサー君。ね、ちょっと今時間あるかしら。
百瀬莉緒
単刀直入に聞くわ。私って今、知名度はどれくらいあるの?
百瀬莉緒
…やっぱりか。そうよね、劇場公演以外ろくにお仕事無いんだもの、当然よね。
百瀬莉緒
プロデューサー君のせいじゃないわ、私が初めの頃オーディションで失敗しまくったせいよ。
百瀬莉緒
でも……
百瀬莉緒
…珍しく、母から電話が来たわ。。父の体調、あんまり良くないそうなの。
百瀬莉緒
だから…うん、簡単には出せる結論じゃないわよね。でも少しだけ考えてみるわ、ごめんなさい…
百瀬莉緒
おはようプロデューサー君。今日も1日頑張りましょうね!
百瀬莉緒
…昨日、父に電話したわ。普段はじゃんじゃん向こうから掛けてくるけど、今回は私からね。
百瀬莉緒
ええ。はっきり伝えたわ、アイドル辞めて田舎に帰るかもって。そしたらさ。
百瀬莉緒
すっごい怒られた。ふざけるな、ちょっと上手くいかないくらいで何言ってるんだって。
百瀬莉緒
お父さんが心配なのって言ったらもっと怒られた。俺を言い訳にするな、お前の人生だ、ですって。
百瀬莉緒
そんな情けない娘を持った覚えはない。弱音を吐くのも休むのもいい、でも投げ出すな、って。
百瀬莉緒
父から怒られたの、初めてだったわ。正直怖かった。でも…
百瀬莉緒
私、あそこまで信じてもらえてたんだ、頑張ろうって気持ちになれた。だから…
百瀬莉緒
また頑張る。投げ出す事だけは絶対にしない。だから私のプロデュース、よろしくお願いね?
百瀬莉緒
…どうプロデューサー君、私の地元。すっごい田舎でしょう?東京と比べるのが間違いだけど。
百瀬莉緒
凱旋ライブか。ここまでやれるとは思ってなかったわ、あの時辞めなくてほんとに良かった…
百瀬莉緒
改めてお礼を言うわ。本当にありがとう、これも全部プロデューサー君のおかげよ。
百瀬莉緒
いや、本当にそうだってば…あ、そうだ。あのね、今度の公演、両親も招待してるんだけど。
百瀬莉緒
会ってくれる?ありがとう。でもさ…
百瀬莉緒
父ったら変わってるわ、家に連れて来いですって。初めはどっかお店でって言ってたのに。
百瀬莉緒
プロデューサー君の事を私の1番大切な人って言ったら急にそんな事言い出してね…
百瀬莉緒
ど、どうしたのよプロデューサー君。なんで頭抱えてるの?ダメよ、無理しちゃ。
百瀬莉緒
そういや父も止めてた空手、再開したって言ってたけど。大丈夫かしら、どう思う?

(台詞数: 38)