カフェでの会話
BGM
TOWN_RMX
脚本家
モココ
投稿日時
2017-07-11 02:37:12

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百瀬莉緒
プロデューサーくんのあの時の言葉…はっきりと覚えているわ
百瀬莉緒
『焦ることなんて無い。一歩づつ一緒に行こう』って
百瀬莉緒
ここに入ったばかりの頃ね…私は他の子達と比べるとかなり歳上でしょ?
百瀬莉緒
琴葉ちゃんみたいな前向きさやエレナちゃんみたいな天真爛漫さも無い…
百瀬莉緒
あるのはこの体ひとつ…文字通りこの体だけだったのよ
百瀬莉緒
グラビアの仕事とか…私に求められる物は分かってるつもりだった
百瀬莉緒
今思うと…私も少し変だったわよね
百瀬莉緒
前回のグラビアより過激に!ファンの心を掴んで離さない位、もっと!もっと!
百瀬莉緒
当時の私にはそれしかなかったんだもの…
百瀬莉緒
当然、お仕事は減るわ。今考えれば…プロデューサーくんが抑えてくれたのよね?
百瀬莉緒
私は…自分で仕事を掴まなきゃって…この体を使ってでも…
百瀬莉緒
………うん。
百瀬莉緒
未遂で終わって良かったわ、本当に…ごめんね。本当にあの時はどうかしてたのよ
百瀬莉緒
『どうして!?あの人にちょっと良い思いをさせれば、仕事が貰えるかも知れないのよ!』
百瀬莉緒
『え?私の…職業?えっと…』『アイド…』『いえ…』『私は…』
百瀬莉緒
言葉を飲み込んだ私に…あなたはこう言ったわね
百瀬莉緒
『莉緒が笑顔で働けないなら、俺はプロデューサー失格だ』『今すぐここで辞めてやる』
百瀬莉緒
雨に降られて…次の日風邪を引いたんだっけ?うふふ…
百瀬莉緒
『莉緒が焦ってるのは知っている。焦ることなんて無いんだ。俺はアイドル百瀬莉緒が好きなんだ』
百瀬莉緒
『結婚しよう!莉緒愛してる!』
百瀬莉緒
え?最後のは言ってない?そうだったっけ?
百瀬莉緒
で、土下座してあのおっさんに謝って怒られて…社長も呼ばれたんだよね?
百瀬莉緒
ただ、一緒にお酒飲む約束してただけなのに…
百瀬莉緒
ごめんって!?あなたの言う通り、それだけじゃすまないわよね!私が悪かったって…
百瀬莉緒
で、どうだったかしら?今回の私の着物姿?似合ってた?えへへ…嬉しい♪
百瀬莉緒
肌色の多い仕事ばっかりじゃなくて、ちゃんとこういう仕事もさせてくれるから…
百瀬莉緒
今なら言えるわ。『私の職業は…アイドルだって』
百瀬莉緒
これからも…私のプロデュース、よろしくね
百瀬莉緒
(出来れば…プライベートのプロデュースの方もお願いしたいんだけど)
百瀬莉緒
(恵美ちゃんみたいに積極的に行けたらなぁ)
百瀬莉緒
(でも、私だって大人の女よ!いつかプロデューサーくんの方から好きって言われるように…!)
百瀬莉緒
(必ずプロデューサーくん好みの女になってやるんだから♪)
百瀬莉緒
(カシャ)
百瀬莉緒
そら『この写真なんかどうです?良い笑顔でしょ?…プロデューサーさんにあげますよ』
百瀬莉緒
そら『プロデューサーさんと話しているときの莉緒さん、とっても楽しそうですよね♪』
百瀬莉緒
そら『(プロデューサーさんも楽しそうなんだよな…そっちの写真は莉緒さんにあげよう♪)』

(台詞数: 36)