天海春香
た、ただいま～
天海春香
やよい「あ、お帰りなさい春香さん!遅かったですけど、何かあったんですか?」
天海春香
え?い、いや～、ちょっと御手洗いにね、えへへ……
天海春香
千早「やはりそうでしたか。もう2回戦の第1試合は終わりましたよ?」
天海春香
うん、知ってる。次は確か、あずささんが出るんだよね
天海春香
やよい「あずささんならきっと勝ってくれますよ!すっごく強いポケモンを持ってましたから!」
天海春香
へぇ～。私は見てないからなぁ。それは楽しみだね～
天海春香
司会「では次にバトルするアイドルトレーナーに登場して頂きましょう!」
天海春香
司会「765プロの三浦あずささん!そして961プロの四条貴音さんです!」
三浦あずさ
よろしくお願いします～
四条貴音
よろしくお願い致します
天海春香
(あずささん……真が手も足も出なかった相手。何を使うんだろう?)
三浦あずさ
審判「これより、2回戦第2試合を開始します。お2人共、準備はよろしいですか?」
三浦あずさ
はい～♪
四条貴音
問題ありません
四条貴音
審判「では、ポケモンを出してください」
三浦あずさ
フーディンちゃん、お願いね
天海春香
えぇ!?フーディン!?
天海春香
千早「えぇ。フーディン……ケーシィの最終進化形です」
天海春香
やよい「ケーシィって、あんなに早く進化するんですね～。私ビックリしました」
天海春香
(そりゃ私達じゃ勝てないよ……真じゃ尚更勝てないよ……)
四条貴音
さぁ……お行きなさい!
天海春香
……もう知らないポケモン出してくる事にも慣れちゃったよ……
天海春香
やよい「真っ黒な鳥さんですね～。帽子も被ってるし、すっごくオシャレですー!」
天海春香
千早「……あれは、ああいうトサカなのでは?」
三浦あずさ
審判「では……試合開始!」
三浦あずさ
フーディンちゃん、サイコショック!
四条貴音
………………
三浦あずさ
……あら?
天海春香
やよい「全然効いてません……」
天海春香
確かに当たったハズなのに……
三浦あずさ
……まさかそのポケモンって……
四条貴音
恐らく、想像通りでしょう。このヤミカラスは、あくたいぷ……如何なる超能力も通用しません
四条貴音
参ります。今度はこちらの……
三浦あずさ
降参しま～す♪
四条貴音
!?
天海春香
こ、降参!?どうして!?
四条貴音
……逃げると言うのですか?
三浦あずさ
残念ながら、フーディンちゃんが覚えている技って、エスパータイプしかないのよね～
三浦あずさ
相手にダメージを与えられないんじゃあ、フーディンちゃんが負けちゃうのは分かっているから……
三浦あずさ
だから……降参します。参りました
三浦あずさ
審判「三浦あずさの降参により、勝者、四条貴音!」
四条貴音
……戻りなさい、ヤミカラス
天海春香
そんな……あずささんでも勝てないの!?
天海春香
《スタジアム 観客席入口》
天海春香
伊織「……まさか、あずさのフーディンにあくタイプをぶつけてくるとはね……」
天海春香
伊織「ケーシィを早く進化させるためにって、技マシンで攻撃技を覚えさせたけど……」
天海春香
伊織「エスパー技にしたのが裏目に出ちゃったわね」
天海春香
伊織「これで、765プロのアイドルトレーナーは私だけ……望むところよ」
天海春香
伊織「美希……どちらがトップを名乗るのにふさわしいか……思い知らせてあげるわ!」
(台詞数: 50)