百瀬莉緒
「莉緒ちゃ、な、なんで・・・」
百瀬莉緒
そこまで言って、愛しい貴女は力なく崩れ落ちた。
百瀬莉緒
「なんで?」か。
百瀬莉緒
なんでそんなこと聞くかなぁ。
百瀬莉緒
好きだからに決まってるでしょ
百瀬莉緒
世界中の誰よりも、これまで出会った誰よりも、これから出会う誰よりも。
百瀬莉緒
好きよ。このみ姉さん
百瀬莉緒
ストレートに愛を伝えても、愛しい貴女は無防備な寝顔を晒すだけ。
百瀬莉緒
もう、好き、スキ、すき。大好き
百瀬莉緒
誰にも渡したくない。絶対渡さない。
百瀬莉緒
歪んでるとか、間違ってるとか、どうでもいい。
百瀬莉緒
私は貴女がいたらどうでもいい。
百瀬莉緒
大好きよ。姉さん
百瀬莉緒
もう一度愛を囁いて、私は愛しい貴女に覆いかぶさる。
百瀬莉緒
貴女は私のもの。私だけのもの。
百瀬莉緒
そう刻みつけるため、私は胸を高鳴らせて唇を寄せる。
百瀬莉緒
絶対に離さない。
百瀬莉緒
息がかかる距離まで近づいて。
百瀬莉緒
愛しい貴女の唇から、薬品の匂いが鼻を突いた。
百瀬莉緒
・・・・・・
百瀬莉緒
Zzzzzzzzzzz
百瀬莉緒
~おしまい~
(台詞数: 22)