百瀬莉緒
【前日】道夫「では、改めて状況を整理しよう。私が父親、莉緒君は母親、橘君達はその子供」
百瀬莉緒
道夫「撮影スタッフなし。変わりに私達がこの日常を生放送でおくりする」
百瀬莉緒
道夫「しかも今回は初となる子供が二人。当番組の趣向は中々面白いことをしてくれる」
百瀬莉緒
ありす「よりによってその子供二人があなただったなんて…はぁ、不安しかありません」
百瀬莉緒
志狼「んだとぉ!?オレだってツンツンしてるお前なんかと何で組まなきゃいけねーんだっての!」
百瀬莉緒
ありす「な、ツンツンは余計です!私はこれでも中身はあなたより断然に大人ですから!」
百瀬莉緒
はいはい二人とも仲良く喧嘩しないの〜♪せっかくこうしてこの仕事を与えてくれたんだから、
百瀬莉緒
最後まで絆を深めあって行きましょ、ね♪
百瀬莉緒
W橘「ムキーーーーーー!!!」
百瀬莉緒
…ねぇ道夫さん、あの子達っていつもこんな感じよね。
百瀬莉緒
道夫「ふむ、同じ名字同士、そして性格は正反対。これは何か定めなのだろうか?」
百瀬莉緒
会えば会うたびこんな感じかぁ。そろそろいい線行ってると思うけど。
百瀬莉緒
【現在】うふふのふ〜♪私が遂に、お、よ、め、さ、ん♪キャーッ♪
百瀬莉緒
プロデューサーくんもやっと私の事を見てくれたのね♪こんな嬉しい他ないわ〜♪
百瀬莉緒
…そうだわ、こうした仕事の合間には色々マニュアルを読まなきゃダメよ。
百瀬莉緒
ただの甘えん坊お母さんのままだと、周りから色々批判が煽られる可能性もなりかねないし。
百瀬莉緒
…そうよ、この百瀬莉緒、いつもの私と違うところを見せないと!
百瀬莉緒
それにしても…母親ってお掃除や洗濯に料理もほとんどやらなきゃいけないのよね〜。
百瀬莉緒
せめてお父さんも手伝ってくれればなぁ〜。はぁ…料理も不安だし。
百瀬莉緒
あ、もう仕事の時間だわ。早く戻らないと。
百瀬莉緒
【夕方】もしもし貴方〜♪これから帰るから何か作ってほしいご飯があったら言ってちょーだい♪
百瀬莉緒
…え?どゆこと?…マジ?
百瀬莉緒
【自宅】まさか手伝ってくれるなんて素敵だわ〜♪よ、イケメン!
百瀬莉緒
道夫「母親ばかりに料理をさせるわけにはいかない。共に作るこそ、家族の意味を成す」
百瀬莉緒
道夫「そうではないだろうか」
百瀬莉緒
…えぇそうね。何でもかんでも母親に任せっきりにするわけにはいかないわよね。
百瀬莉緒
気遣いありがと♪
百瀬莉緒
志狼「たっだいま〜!へへー、オレが一番だぜ!」
百瀬莉緒
ありす「ただいま…くっ、志狼さんには負けましたが、あなたは3位ですよ」
百瀬莉緒
志狼「何でオレが3位なんだよ!」
百瀬莉緒
ありす「硲さんと百瀬さんが先に帰ってきた。それだけのことです」
百瀬莉緒
志狼「ははーん?もしや負けて悔しいからそう言ってるんだろ?ありすいつもそうだからな〜」
百瀬莉緒
ありす「違います!私は帰宅に関して当然の事を語ったd」
百瀬莉緒
夕飯前に喧嘩なんかしないの!!ご飯抜きにするわよ!!!
百瀬莉緒
W橘「!?!?!?!?!?」
百瀬莉緒
ありすちゃん、負け惜しみは見苦しいわよ?素直に負けを認めないと悪い大人になっちゃうからね?
百瀬莉緒
ありす「…ごめんなさい」
百瀬莉緒
それと志狼くん、たかがちっちゃいことでギャーギャー言わないの。それと走っちゃダメ。いい?
百瀬莉緒
志狼「うぅ…ごめん」
百瀬莉緒
よーしいい子いい子♪なでなでしてあげちゃうわ〜♪
百瀬莉緒
ありす「わっ!…むぅ」
百瀬莉緒
志狼「わてっ!やめろって〜!」
百瀬莉緒
(本当に揃えば解りやすい双子っぽい子達ね〜♪)
百瀬莉緒
道夫「二人とも、無事に帰って来て何よりだ。今日はみんな大好きハンバーグを作ったぞ」
百瀬莉緒
W橘「おぉぉぉぉぉぉ…!」
百瀬莉緒
うふふ♪まずは手洗いうがいしてね?それくらい解ってるわよね?
百瀬莉緒
ありす「えぇ、基本中の基本ですから」
百瀬莉緒
志狼「カゼ引いちまったらビッグになれねーしな!よーし、洗面台まで競争だ〜!」
百瀬莉緒
ありす「あ、待ってください!なんでそうなるんですか!」
百瀬莉緒
仲良くね〜♪…ホント、解りやすい子達だわ♪
(台詞数: 50)