周防桃子
P『(ガチャ)ただいま戻りましたー』
周防桃子
あっ!お兄ちゃん!助けて!莉緒さんが!莉緒さんが～!
百瀬莉緒
も～も～こ～ちゃ～ん～♪逃げなくてもいいでしょ～!
百瀬莉緒
『1人でEXILEみたいな動きをして桃子を追う莉緒はもう助けられないな……』
周防桃子
そうじゃなくて!桃子を助けて欲しいの!莉緒さんはとっくに手遅れだし!!
百瀬莉緒
…流石に手遅れとかはちょっと傷つくんだけど…。
百瀬莉緒
『で、何があったの?まずそこを説明して貰いたいんだが』
百瀬莉緒
説明は簡単よ!桃子ちゃんに莉緒お姉ちゃんって呼んで欲しいのよ!
百瀬莉緒
でも桃子ちゃんが恥ずかしがってて、お願いしても逃げちゃうし……
周防桃子
別に莉緒さんは桃子の姉妹じゃないし、あんな動きで寄られたら誰だって逃げるよ。
百瀬莉緒
え～!じゃあなんでプロデューサーくんのことはお兄ちゃんって呼ぶの?兄妹じゃないんでしょ?
周防桃子
べ、別にいいでしょ!桃子が誰をどんな風に呼ぶかは桃子の勝手だもん!
百瀬莉緒
ふ～ん。まぁそれもそうよね。でも春香ちゃんをお姉ちゃんって呼ぶんだから私も呼んで欲しいな♪
周防桃子
莉緒さんをお姉ちゃんって呼ぶのは無理があるっていうか……。
百瀬莉緒
え～?なんでよ～?私はセクシーだし、美人だし、女子力あるし!
百瀬莉緒
こ～んないい女をお姉ちゃんって呼ばない理由は無いでしょ!ね、お願い～!
百瀬莉緒
『うんわかったわかった……。桃子の言う通りだと思うよ…』
百瀬莉緒
え～!プロデューサーくんまで言う～?もういいわよ…。
百瀬莉緒
女をもっと磨き上げて、桃子ちゃんが憧れるようなお姉さんになってやるんだからっ!!
周防桃子
うん、桃子、首をなが～くして待ってるね♪
百瀬莉緒
さて、プロデューサーくんが戻って来たところで、一息つきましょうか。お茶とお菓子持ってくるわ
百瀬莉緒
『ああ。ちょっと休憩したいところだったんだ。助かるよ』
百瀬莉緒
あらっ、お菓子が無いわね…。う～ん…
周防桃子
えっお菓子ないの…。桃子、おやつ食べたいのに…。
百瀬莉緒
むっ!!
百瀬莉緒
むっ!!大丈夫、いいもの見つけたわ!2人とも、ちょ～っと待っててね♪
百瀬莉緒
【そして】
周防桃子
わぁ…ホットケーキ…!
周防桃子
『まさかホットケーキが出てくるとは…美味しそうだ』
百瀬莉緒
材料が残ってたからね。お菓子が無いのなら作ればいいのよ!!
百瀬莉緒
ちゃんと味見したから、味も保証付きよ!さ、食べましょ!
百瀬莉緒
『それじゃあ、莉緒のホットケーキ頂きますっ!』
周防桃子
いただきま～す♪
周防桃子
いただきま～す♪莉緒…おねえちゃん……(ボソッ)
百瀬莉緒
ん?桃子ちゃん何か言った?
周防桃子
べ、別にっ!莉緒さんのホットケーキ、いただきますっ!!
百瀬莉緒
はい、召し上がれ♪…ふふっ。
(台詞数: 37)