変装して莉緒をナンパしてみよう
BGM
TOWN_RMX
脚本家
鍬形虫・すけb
投稿日時
2016-07-27 05:01:24

脚本家コメント
莉緒姉を騙しちゃいけません。かわいいから。

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百瀬莉緒
仕事終わりっと。プロデューサーくんが迎えに来るまでゆっくり待ちますか!
百瀬莉緒
P『…うん、あそこに莉緒がいるな。このまま迎えに行くのもいいが…』
百瀬莉緒
『変装をして莉緒をナンパしてみるか。モテない理由が改めてわかるかもしれないし』
百瀬莉緒
『亜利沙から没収した、某蛇もビックリの変装マスクを被って、格好も変えて…』
百瀬莉緒
『…よし。これでチャラい感じの兄ちゃんになったぞ。適当なタイミングでネタ晴らしが楽しみだ』
百瀬莉緒
プロデューサーくんまだかな、まだかな~♪
百瀬莉緒
『へ、ヘイお姉さん。一人かい?暇なら俺と、お、お茶しない?』
百瀬莉緒
…え?私?今、私に言ったの?
百瀬莉緒
『あ、ああ!こんな美人が一人で立ってるもんだから、声掛けなきゃ損だよ!』
百瀬莉緒
…お、おお…
百瀬莉緒
…お、おお…おっしゃー!!苦節23年!遂に私はナンパされたのね!!
百瀬莉緒
長い道程だったわ。長年女子力を磨きながらもアイドルになってもモテなかったし…。
百瀬莉緒
ね、キミ、初ナンパ記念に私のモテヒストリー聞いてって!美人なのにこれまでモテなかった話を!
百瀬莉緒
『え、あ、あの。じゃあどこかの喫茶店にでも…』
百瀬莉緒
そうしたいところだけど、人を待ってるからさ。とりあえず話だけでも聞いてよ!
百瀬莉緒
『あれ、俺が聞く側…?あの、やっぱりいいです…。失礼します…』
百瀬莉緒
ちょ、ちょっと待ってよ!私のモテヒストリーを聞いてってよー!!…はぁ…
百瀬莉緒
なーにがいけなかったのかしら……。折角初ナンパされたのに…。
百瀬莉緒
『…ネタ晴らしし損なった…これ多分、莉緒を知らない人間でも絶対引くだろうな……』
百瀬莉緒
『…さて、なんかもう一気に疲れたけどもう一回やってみるか。渋目のマスクと格好で…』
百瀬莉緒
くぅ~!今のシーン、プロデューサーくんに見せたかった~!私がモテた名シーンなのに~!
百瀬莉緒
『(今度はちょっと設定入れて…)…あの、すみません』
百瀬莉緒
ん?私?ま、まさかまた…!?
百瀬莉緒
『…失礼。あなたのお顔が昔の想い人に似ていたもので、つい声をかけてしまいました』
百瀬莉緒
『その人はとても美しく、優しく…誰もが心奪われる存在でした。私もその一人です』
百瀬莉緒
『結局、想いを伝える事も無く、離ればなれとなってしまいましたが…』
百瀬莉緒
『本当に驚きです。あの人とまさに瓜二つ…。…よろしければ私と少しお話させて頂けますか?』
百瀬莉緒
う、うーん…そうね…
百瀬莉緒
う、うーん…そうね……ごめんなさい。それは出来ないわ。
百瀬莉緒
『(意外な反応だ…)ほんの少しで良いんです。聞くだけでも…』
百瀬莉緒
…私、今とっても大切な人を待ってるの。あなたのそのかつての想い人と同じくらいかそれ以上の…
百瀬莉緒
もしその人が今やってきたら、あなたはまた想い人と離れる感覚を味わうと思うわ。だから…
百瀬莉緒
ごめんなさい。あなたの話は聞けません。私の大切な人は…あなたじゃないから…。
百瀬莉緒
『(えっと、これ、その、アレ?莉緒が待ってるのは俺で、大切な人を待ってるって…)』
百瀬莉緒
『(ていうかすごく真剣な感じで断れてるな…完全に予想外だぞ…えーと…)』
百瀬莉緒
『…わかりました。あなたの言う通りですね。私は過去に囚われ過ぎていたのかもしれません…』
百瀬莉緒
『では…失礼します。あなたによき人生を……(いい加減改めて迎えに来るか)』
百瀬莉緒
……くぅっ、なんて悲しい人なの…。もう少しで泣くところだったわ…。
百瀬莉緒
それにしてもプロデューサーくん遅いわね…。
百瀬莉緒
『おーい莉緒~!すまんすまん!待たせた!!』
百瀬莉緒
あ、プロデューサーくん!遅いぞ~!聞いて聞いて!私、ついにナンパされたのよ!
百瀬莉緒
『そ、そうなのか…。じゃ、じゃあ、今日は俺の奢りだ!好きに飲み食いしよう!!』
百瀬莉緒
お!私の初ナンパパーティーね!プロデューサーくん太っ腹~♪
百瀬莉緒
…でも話も聞かずに奢りってなんか変ね…?
百瀬莉緒
『ま、まあ気にするな!お詫びというか、嬉し恥ずかしというか、罪滅ぼしというか…』
百瀬莉緒
お詫び?プロデューサーくん私になにかしたの?罪滅ぼしって…
百瀬莉緒
『こ、細かい事は気にするな!!良い店知ってるんだ!さぁ行くぞ!(ガシッ)』
百瀬莉緒
あら、今日のプロデューサーくんったら積極的♪…今日は楽しく飲めそうね!

(台詞数: 48)