百瀬莉緒
特に相談もないのに、いつも相談と称してキミを呼び出す私…
百瀬莉緒
そんな私のこと…
百瀬莉緒
キミはどう思っているの?
百瀬莉緒
私はアイドルで、キミはプロデューサー。
百瀬莉緒
でも、そんな関係には…
百瀬莉緒
そんな風には思えないなって言い出したのはキミのほうなのにね…
百瀬莉緒
あっさり、キミは割り切って…
百瀬莉緒
さっぱり、私は割り切れない…
百瀬莉緒
そんな私のこと…
百瀬莉緒
キミはどう思っているの?
百瀬莉緒
聞きたいけれど、聞きたくないのよ。
百瀬莉緒
知りたいけれど、知りたくないのよ。
百瀬莉緒
ぐるぐる回って、空回り。
百瀬莉緒
この煩いに付ける薬はないって呆れられちゃったわよ…
百瀬莉緒
顔がなんだか熱いのも…
百瀬莉緒
胸の動悸が収まらないのも…
百瀬莉緒
すべてはきっと、キミのせい…
百瀬莉緒
ずっと視線で追ってるの…
百瀬莉緒
キミはちっとも振り向いてくれないけれど…
百瀬莉緒
鈍感なの?
百瀬莉緒
それとも気付かないフリをしているだけ?
百瀬莉緒
そんな態度にそわそわしちゃう…
百瀬莉緒
ずっと視線で追ってると…
百瀬莉緒
見たくないものまで見てしまうのよ…
百瀬莉緒
他の娘と楽しそうに話してるその表情…
百瀬莉緒
私には一度も見せてくれたことないんだから…
百瀬莉緒
ズキズキ、胸が痛くなる。
百瀬莉緒
これもすべて、キミのせい…
百瀬莉緒
でも、それでもいいの。
百瀬莉緒
だって、キミが私だけにしか見せない表情を、私は貰っているから。
百瀬莉緒
それは私だけの特別なもので…特権だって思うのよ。
百瀬莉緒
これは幼馴染が幼馴染にするような片思いかもしれない…
百瀬莉緒
そんな初恋みたいな初々しい恋でもいい…
百瀬莉緒
こんな気持ちを抱けるのはキミのせいじゃなくて…
百瀬莉緒
キミのおかげだって思うから…
百瀬莉緒
だから懲りもせず、相談もないのにキミのことを呼び出すのよ。
百瀬莉緒
私の気持ちをぶつけるために…
百瀬莉緒
キミの気持ちを確かめるために…
百瀬莉緒
私はキミに訊ねるのよ。
百瀬莉緒
「そんな私のこと…」
百瀬莉緒
「キミはどう思っているの?」
(台詞数: 41)