百瀬莉緒
今日も遅くまでお疲れさまでした。家まで送ってくれてありがとね
百瀬莉緒
せっかくだからお茶でも飲んでく?
百瀬莉緒
えっ?冗談でもそんなこと言うな?
百瀬莉緒
えっと…冗談のつもりでは無かったんだけど…そうね、誰に見られてるか分からないものね
百瀬莉緒
だ、だったら…ちょっとコンビニだけ寄っていって良い?
百瀬莉緒
確かビールの在庫が無かったのよ…ほら、最近暑いから寝苦しいでしょ?
百瀬莉緒
ね?プロデューサーくんにもコーヒー買ってあげるから♪良いでしょ?…やった♪
百瀬莉緒
うわっ涼しい♪外が蒸し暑いから余計に涼しく感じるね♪
百瀬莉緒
プロデューサーくんはブラックで良い?私は…シロップ入れちゃおうかな?
百瀬莉緒
うん、せっかくだから君と一緒に飲もうと思って…良いでしょ?
百瀬莉緒
本当はビールの方が良いんだけど…君は飲めないでしょ?
百瀬莉緒
イートインのスペースで…ね?
百瀬莉緒
(それから私達は10分程…深夜のコンビニデート)
百瀬莉緒
(話の内容は今日のお仕事の反省や、明日のお仕事の予定の確認だけど…)
百瀬莉緒
(何だかんだ私のわがままに付き合ってくれるのよね…)
百瀬莉緒
ふふふっ…なんか幸せだなぁ~
百瀬莉緒
っ!?なんでも無いわよ!?さぁ明日も早いしもう帰ろっか!?
百瀬莉緒
プロデューサーくんは…事務所に戻ってから帰るのね?遅くまで付き合わせてごめんね
百瀬莉緒
へっ?別に嫌じゃない…?もう…
百瀬莉緒
バカ…
百瀬莉緒
?何見てるの?
百瀬莉緒
グラビアの写真?もう…担当のアイドルがここにいるって言うのに…
百瀬莉緒
あれ?これって…私じゃない?
百瀬莉緒
写真の莉緒は綺麗だって?
百瀬莉緒
…あのね、
百瀬莉緒
そういうことは…本人の前で言わないの!
百瀬莉緒
じゃあね、また明日!
百瀬莉緒
(いつもは振り替えって手を振るのだけど…今日は…
百瀬莉緒
やっぱり振り返ろう!)
百瀬莉緒
…もういない
百瀬莉緒
何よもう!追いかけてきても良いくらいでしょ!?ふんっ!
百瀬莉緒
…
百瀬莉緒
……
百瀬莉緒
嫌われちゃったかも…どうしよう…
百瀬莉緒
(部屋に戻った私。先程のグラビアの贈呈本を見る)
百瀬莉緒
(そこにはたった今プロデューサーくんの心を奪った憎いあいつが写っていた)
百瀬莉緒
…次はもっとすごいグラビア撮影してもらうんだから!待ってなさいよプロデューサーくん!
百瀬莉緒
取り合えず…シャワーね…やっぱりビール買っとけば良かったかも~
百瀬莉緒
(シャワー中)
百瀬莉緒
ピロリン♪(メール着信)
百瀬莉緒
『From:Pくん』
百瀬莉緒
『次のグラビア撮影が決まったぞ!さっきのよりも良いやつにしような』
百瀬莉緒
『追伸…実物の方がきれ…』
百瀬莉緒
P『追伸は止めとこう…俺の気持ちはアイドル莉緒の邪魔にしかならないからな』
百瀬莉緒
ピロリン♪(メール着信)
百瀬莉緒
P『うおっ!?なんだ?』
百瀬莉緒
『From:莉緒さん』『実物の方がきれ…なんなの!?』
百瀬莉緒
P『やべっ!?消さずに送っちゃった!?』
百瀬莉緒
『きれ…なんなのよ~!』
(台詞数: 49)