百瀬莉緒
P『莉緒、ドラマ主演のオファーが来たぞ!恋愛ドラマだ!!』
百瀬莉緒
本当!?しかも主演だなんて…私の魅力が偉い人の目に留まったのね!
百瀬莉緒
『よかったな!いやぁ、主演を掴むとは…俺もちょっと嬉しくなるよ』
百瀬莉緒
ちょっとじゃなくて、もっともっと喜んでいいわよ!それにしても恋愛ドラマかぁ…って事は…
百瀬莉緒
キ、キスシーンとかもあるってことよね。ま、まぁそこは角度で隠れるだろうから良しとして…
百瀬莉緒
『角度…?うーん、どうだろう。結構人目憚らずキスする内容って製作の人言ってたしなぁ』
百瀬莉緒
ええっ!?じゃあ本当にキスしなきゃいけないの!?そ、それじゃちょっと…なんとかならない?
百瀬莉緒
『うーん、難しいな。大人向け恋愛ドラマだし、こちらから描写の変更を頼む訳にもな…』
百瀬莉緒
じゃ、じゃあ、キャンセルよっ!私には無理よっ!いくら演出とは言ってもキスは無理っ!!
百瀬莉緒
『折角頂いた仕事を蹴るのは良くないが…そこまで言うなら仕方がない。もったいないな…』
百瀬莉緒
ごめんね。折角君が持って来てくれた仕事なのに…。断ったら今後にも響くわよね?
百瀬莉緒
『大きく響くかもしれないが……嫌がってる莉緒を無理に出す訳にもいかないよ』
百瀬莉緒
プロデューサーくん……。私、今回みたいな内容じゃなければ頑張るから!!だから…
百瀬莉緒
『わかってるよ。後退してもまた前に進むだけだからな。また仕事貰えるように頑張ろう!』
百瀬莉緒
うんっ!!二人三脚で頑張ろうね!!
百瀬莉緒
【数日後】
百瀬莉緒
『莉緒、ドラマのオファーが来た。…酔いつぶれて寝てる酔っ払いの役だが』
百瀬莉緒
よし来たっ!!立派に演じきってみせるからね!!
百瀬莉緒
『そこは嫌がる所な気がするが………まぁいいか、これが莉緒だし』
(台詞数: 19)