百瀬莉緒
ふぅー、今日の仕事終わりっと!まだ時間あるし、事務所でちょっとゆっくりしようかな。
百瀬莉緒
着いたっと。どれ、ゆっくりできる状況かちょっと確認…(カチャ…)
音無小鳥
ええっ?プロデューサーさん、いいんですか?
音無小鳥
P『はい。俺がいれば音無さんも安心できそうですし』
音無小鳥
よかったぁ!ではお願いしますね。
百瀬莉緒
問題なさそうね。
百瀬莉緒
問題なさそうね。ふふふ…こっそり入って、二人を驚かしちゃうかしら。
音無小鳥
ふふっ、二人でお出かけなんてなんだか楽しみですね。
百瀬莉緒
んん?
百瀬莉緒
『言われてみれば、音無さんと二人で出かけるなんて滅多にないですからね。新鮮な気持ちですよ』
音無小鳥
私もです!その日はオフですし、せっかくだから目いっぱいオシャレしようかしら♪
音無小鳥
『おっ、興味ありますね。まぁ俺はその後仕事だからいつものスーツ姿ですが』
百瀬莉緒
なーるほど……。デートか……。
百瀬莉緒
そうよね、プロデューサーくんは私と違って、モテない訳でもないだろうし…
百瀬莉緒
小鳥さんとは一緒にいる時間も長いし、そういう事にもなるわよね、ふん。
百瀬莉緒
ま、私はアイドルですし。プロデューサーくんが誰と付き合おうともぜーんぜん気にしませんし!
百瀬莉緒
もういいや、荷物取って今日はさっさと帰ろう…。
音無小鳥
あ、莉緒さん戻ってたんですか?お帰りなさい。
音無小鳥
『お帰り莉緒。仕事はどうだった?』
百瀬莉緒
べっつにー。ノープロブレムでしたよーだ。
百瀬莉緒
『そうか?にしては不満顔だけど、何かあったのか?』
百瀬莉緒
なーんにもありませんよーだ。私もう帰るから、どうぞお二人はデートプランをお立てになって!
音無小鳥
…デート?
音無小鳥
『…誰と誰の?』
百瀬莉緒
とぼけなくたっていいじゃない。聞こえてたわよ。デートするんでしょ、あなた達。
音無小鳥
あー聞こえてたんですね。あれはデートじゃなくて、お買い物の付添いをお願いしてたんですよ。
百瀬莉緒
へ?
百瀬莉緒
『劇場の備品がほとんどすっからかんになったって言うんで、俺はその荷物持ちをな。相当な量の』
音無小鳥
本来、私がキッチリ管理してないといけなかったんですが、一人ではとても運べる量ではなくて…
百瀬莉緒
で、でもオシャレがどうこう言ってたじゃない!せっかくのオフだからって!
音無小鳥
…私の家での普段着は上下ジャージですが、それでプロデューサーさんと買い物をしろと…?
百瀬莉緒
……あぁ、それも…そうね…片やスーツに片やジャージはちょっと…。
百瀬莉緒
『…誤解は解けたかな…?その日は夜から書類とかの仕事があるから、どのみちデートは無理だよ』
百瀬莉緒
はぁ~…何よ、私の勘違いって事じゃない…もう、恥ずかしい…
音無小鳥
わかってくれましたか?……私の普段着をカミングアウトするのも辛いんですよ…
音無小鳥
『まったく、莉緒は早とちりだなぁ』
百瀬莉緒
ムッ!…そもそも、君の話が紛らわしいからでもあるんじゃないの~!?この~!
百瀬莉緒
『うおっ!!こ、こら!腕を首に回すなっ!』
百瀬莉緒
私を不安にさせた罰として、今度休みが合う日にどっか連れてってもらうわよ~!!このこの!!
百瀬莉緒
『わっわかった!!離してくれ~!!今度の日曜はどうだっ!?』
百瀬莉緒
だって。小鳥さん聞いた?
音無小鳥
はい、バッチリと♪スケジュールも問題ありません!
百瀬莉緒
よし、許そう!満足したわ♪じゃ、私は帰るからっ!お疲れ様~♪
百瀬莉緒
『俺のせっかくの日曜が…でもまぁ、いいか』
音無小鳥
窓の外見てください、莉緒さんがスキップしてますよ。…本当に嬉しいんですね♪
(台詞数: 45)