何もしないから送って♪
BGM
WHY?
脚本家
鍬形虫・すけb
投稿日時
2016-05-10 04:37:43

脚本家コメント
親愛度台詞より。
こういう解釈もアリだと思いました。

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百瀬莉緒
はぁ~、すっかり遅くなったわね、仕事。もう日付変わっちゃってるわ。
百瀬莉緒
P『お疲れ様。まぁここから莉緒の家まではそう離れてないから、問題はないだろう』
百瀬莉緒
…そうだけどさ、こんな遅い時間に女1人って危ないじゃない?
百瀬莉緒
だからプロデューサーくん、家まで送ってよ。何もしないから大丈夫だし!
百瀬莉緒
『何もしないってのがよくわからないけど、送るよ。万が一の事もあるしな』
百瀬莉緒
さっすがプロデューサーくん!じゃあお願いね!
百瀬莉緒
『ああ、じゃあ行こうか(スタスタ)』
百瀬莉緒
……。
百瀬莉緒
『……(スタスタ)』
百瀬莉緒
………。
百瀬莉緒
『………(ピタリ)莉緒?どうしたんだ?一歩も動いてないじゃないか』
百瀬莉緒
え?君が送ってくれるんでしょ?私待ってるんだけど。
百瀬莉緒
『待つってタクシーか?』
百瀬莉緒
ちーがーうっ。君が私を運んでくれるんでしょ?
百瀬莉緒
『え、なんでそうなるの?』
百瀬莉緒
言ったじゃない。私何もしないからって。何もしないなら運んで貰わないと動けないじゃない。
百瀬莉緒
『何もしないってそういう意味かっ!!何が大丈夫なんだそれ!?』
百瀬莉緒
私が疲れていても大丈夫って事ね!!
百瀬莉緒
『俺が大丈夫じゃないと思うんだが……わかったよ。送るって言ったしな』
百瀬莉緒
運び方は君に任せるわ。お姫様抱っこもOKよ~♪
百瀬莉緒
『流石に人目に付いたらアレだからおんぶな。歩ける人間をお姫様抱っこはハードル高いって』
百瀬莉緒
ま、それもそうね。んじゃお背中頂きま~す♪
百瀬莉緒
『よっ…と。何もしないとは言ったにしても、しがみつくくらいはしてくれよ』
百瀬莉緒
はーい。それじゃあプロデューサーくん号、発進~♪
百瀬莉緒
『俺はロボットじゃないぞー。ガッシャン、ガッシャン』
百瀬莉緒
にしてはいいノリしてるじゃない。ほらほら、行け行け~♪
百瀬莉緒
…ところで、私重くないかな?
百瀬莉緒
『うーん…』
百瀬莉緒
『うーん………』
百瀬莉緒
『うーん……………』
百瀬莉緒
その反応は重いって事かー!!重いなら重いって言いなさーい!!
百瀬莉緒
『ごめんごめん。乗せる前は重いんだろうなーと思ってたけど、実際はすごく軽かったからさ』
百瀬莉緒
ホントに~?
百瀬莉緒
『なーんて嘘だよ。軽くもなく、重くもないってとこだな』
百瀬莉緒
そこは嘘でも肯定しろー!!くらえ、耳元ふーふー!!ふーっ!ふーっ!
百瀬莉緒
『うほぉっ!や、やめろこらー!!おんぶ運転手に逆らうと途中下車させるぞ!』
百瀬莉緒
あ、それは困るわね。ごめんごめん。
百瀬莉緒
『まったく。おんぶでただでさえ鈍足なんだから、足を鈍らせるなよなー』
百瀬莉緒
『というか、普通に歩いて送るのはダメなのか?乗せておいて今更だけどさ、時間かかるぞ?』
百瀬莉緒
……時間が掛かるからいいんじゃない。
百瀬莉緒
『ん??どういう意味だ?よくわからないけど…』
百瀬莉緒
別にわからなくてもいいわよ。ほらほら、もっとゆっくりお喋りしながら行きましょ♪
百瀬莉緒
(そして私は、歩いて20分の距離を1時間かけて送って貰った。…また頼もうっと!)

(台詞数: 43)