百瀬莉緒
あぁ~もうすっかり遅くなっちゃった…。収録に時間かかり過ぎなのよ、もう…。
百瀬莉緒
ん?メールが来てる。誰からかな?
百瀬莉緒
【From:このみ姉さん 件名:おめでとう莉緒ちゃん!!】
百瀬莉緒
「お誕生日おめでとう!!今日は遅くまで収録って聞いたから、先に一人で祝杯を挙げてるわ!
百瀬莉緒
明日の夜にまた改めて祝いましょう!!もちろん私の奢りでね♪ このみ」
百瀬莉緒
このみ姉さん…!そっか、もう日付変わったんだ…。誕生日かぁ…。
百瀬莉緒
っと、返信しないと。「このみ姉さんありがとう♪だ~い好き!明日は遠慮なく飲んじゃうから♪」
百瀬莉緒
送信っと。…明日って言うか、今日よね。ま、細かい事はいいか。…ん?
百瀬莉緒
もう一通来てるわね。このみ姉さんと同じ0時ジャストに…
百瀬莉緒
【From:プロデューサーくん 件名:誕生日おめでとう】
百瀬莉緒
『誕生日おめでとう。今日は遅くまでお疲れ様。迎えに行きたい所だけど、仕事が溜まってて…。
百瀬莉緒
迎えに行けそうもない。ごめん。そのかわり、明日…ってか今日は最高のプレゼントを用意するから
百瀬莉緒
楽しみにしててくれ。あと気を付けて帰るんだぞ。 プロデューサーより。』
百瀬莉緒
プロデューサーくん…!!もうっ、明日が待ちきれないじゃない…!!返信返信っ!!
百瀬莉緒
「プロデューサーくんありがとう!!お仕事お疲れ様。…まだ終わってないのかな?
百瀬莉緒
明日は君に祝ってもらいたいんだから、無理はダメだぞ?プレゼント、楽しみにするね!」
百瀬莉緒
送信っと。ふふ…プロデューサーくんたら…嬉しいぞ♪
百瀬莉緒
むっ、またメールが…プロデューサーくんから…返信早っ!
百瀬莉緒
『大丈夫、無理はしないよ。明日は楽しみにしててくれ。』
百瀬莉緒
まったく、律儀というか…。「うん、それじゃお先に失礼しまーっす。おやすみ♪」っと。
百瀬莉緒
ってまた返信?早過ぎでしょ。『もう家に着いたのか?』って…。
百瀬莉緒
「ま~だよ。今終わったばかりなんだから」
百瀬莉緒
「ま~だよ。今終わったばかりなんだから」『じゃあ早く帰れよ』
百瀬莉緒
「ま~だよ。今終わったばかりなんだから」『じゃあ早く帰れよ』「今帰ってる最中だって」
百瀬莉緒
『歩きながらスマホ見るのは危ないぞ』
百瀬莉緒
『歩きながらスマホ見るのは危ないぞ』「着信のたびに立ち止まってるわよ」
百瀬莉緒
『歩きながらスマホ見るのは危ないぞ』「着信のたびに立ち止まってるわよ」『律儀だな』
百瀬莉緒
「君ほどじゃないわ」
百瀬莉緒
「君ほどじゃないわ」『なんにせよ早く帰れよ』
百瀬莉緒
「君ほどじゃないわ」『なんにせよ早く帰れよ』「っていうか君仕事終わったの?」
百瀬莉緒
「君ほどじゃないわ」『なんにせよ早く帰れよ』「っていうか君仕事終わったの?」『まだ』
百瀬莉緒
「早く仕事しなさーい!」
百瀬莉緒
「早く仕事しなさーい!」『してるしてる』
百瀬莉緒
「早く仕事しなさーい!」『してるしてる』「仕事してる人間の返信速度じゃないでしょ!」
百瀬莉緒
『仕事より莉緒の誕生日を祝うのが先だ!』
百瀬莉緒
『仕事より莉緒の誕生日を祝うのが先だ!』「ほほう、やっぱり君は私にメロメロなのね」
百瀬莉緒
『なんでそうなる』
百瀬莉緒
『なんでそうなる』「違うの?」
百瀬莉緒
『なんでそうなる』「違うの?」『どっちかと言えば違わない…かな?』
百瀬莉緒
『なんでそうなる』「違うの?」『どっちかと言えば違わない…かな?』「歯切れ悪っ!」
百瀬莉緒
『だって普段が普段だし』
百瀬莉緒
『だって普段が普段だし』「せっかくの誕生日にそういう事言うかな!?」
百瀬莉緒
『だって普段が普段だし』「せっかくの誕生日にそういう事言うかな!?」『あ、怒った?』
百瀬莉緒
「怒ったわよ!ばーかっ」
百瀬莉緒
「怒ったわよ!ばーかっ」『ごめん……』
百瀬莉緒
「怒ったわよ!ばーかっ」『ごめん……』「冗談だってば!怒ってないから!」
百瀬莉緒
「怒ったわよ!ばーかっ」『ごめん……』「冗談だってば!怒ってないから!」『ああよかった』
百瀬莉緒
「そういう反応が可愛いのよね~♪」
百瀬莉緒
「そういう反応が可愛いのよね~♪」『う、うるさいぞこのやろう』
百瀬莉緒
…私が家に着くまでメールのやり取りは続いた。今日はいい日になりそうだ。
(台詞数: 50)