黒井社長
フッ……昼下がりのカフェで高いコーヒーを飲む……これぞ私に相応しいエレガントな休日…。
黒井社長
765プロのあのプロデューサーには真似が出来ん過ごし方だ!奴の休日などどうせ……
百瀬莉緒
プロデューサーくん~!!遅刻だぞ!もうっ、休みだからって寝ていたいのはわかるけど…。
百瀬莉緒
デートで女を待たせちゃダメよ?さ、行きましょ。
黒井社長
ほう。あの三流プロデューサーと………百瀬莉緒か。素質の足りないアイドルの機嫌取りとは…。
黒井社長
実に哀れだ!!己の貴重な休みをつまらん機嫌取りという仕事で潰してしまうのだからなぁ!!
百瀬莉緒
今日はとことん私に付き合ってからね~?
黒井社長
茶番に付き合わされて疲れていく奴の姿を見て楽しむとするか…!見つからないように…。
百瀬莉緒
【衣料店】
百瀬莉緒
ねぇねぇプロデューサーくん、この服どう?セクシーでしょ?
百瀬莉緒
えぇ~?こっちの服がいい?でも露出少ないし……。こっちの方が似合う?うーん…。
百瀬莉緒
わかったわ。じゃあこれにするわね。プロデューサーくんのセンスを信じるわ!
黒井社長
あぁ~ダメだ!なってない!あの恵まれたスタイルを削ぐ格好をチョイスとはセンスゼロだな!!
百瀬莉緒
そっかそっかー…プロデューサーくんはこういう服が好きなのね…ふふ♪
黒井社長
…そしてそれを喜ぶアイドル。やはり彼女はあとちょっとどころか…全然足りんようだな!!
百瀬莉緒
よーし今度は私がプロデューサーくんの服を選んであげるわね!大丈夫、私のセンスを信じなさい!
黒井社長
ほう…。仮にもアイドルを名乗るだけあってセンスは悪くないようだな。
黒井社長
もっとも、着るのがあのプロデューサーではセンスも半減だがなぁ!!ふははははは!!
百瀬莉緒
うん、良く似合ってるわね。次のデートはこれで決まりね!それじゃ次行きましょ!
黒井社長
くくく…センスの悪い服選び、楽しませて貰ったぞ。それにしても本当に楽しそうにしてるな…
百瀬莉緒
【飲食店】
百瀬莉緒
なかなかいいお店じゃない!結構するんじゃない?大丈夫?
黒井社長
見栄を張るために高い店を選んだようだが……この程度の店、私にとっては3時のおやつレベルだな
百瀬莉緒
ま、お金の心配はしなくていいわ。ここは私がドーンとおごったげるから!
黒井社長
おいおいおい!店を選んでおいて奢って貰うのか!実に情けない!まったく、男としても三流か!
百瀬莉緒
俺が出すって?いいわよ、プロデューサーくんにはいつもお世話になってるんだし!
百瀬莉緒
いいでしょ?お返しくらいさせてよね。ほら、何食べるか決めましょうよ!
黒井社長
お返し、か……実に下らん!アイドルとプロデューサーの関係なぞビジネスライクに過ぎん…
百瀬莉緒
お、きたきた。それじゃ頂きま~す♪…プロデューサーくん、はい、あ~ん♪
黒井社長
ビジネスライクに過ぎ………過ぎ……
百瀬莉緒
おいしい?じゃあ次は私に食べさせて?ん、あ~ん♪
黒井社長
過ぎ……過ぎ……
百瀬莉緒
うんっ、プロデューサーくんに食べさせてもらうとより一層おいしいわね!!
黒井社長
お、落ち着け私…平常心、平常心……!!
百瀬莉緒
あ、プロデューサーくんほっぺにご飯粒ついてるわよ。取ってあげるね。よいしょっと……
百瀬莉緒
ん、ペロッと♪……ふふ、ビックリした?ほっぺのご飯粒頂いちゃった♪
黒井社長
く、く……
百瀬莉緒
もう、慌てちゃって。プロデューサーくんのそこが可愛いんだけどね~♪はい、あ~ん♪
黒井社長
畜生がぁぁっぁあああぁぁぁぁぁっぁあ!!!なんだこの敗北感はぁぁぁぁぁぁぁ!!!
(台詞数: 39)