永吉昴
アマージョ『(ギュルルルルル…!)アマ!?…… マージョ!』
永吉昴
(シュパッ!)うわっ!?アマージョがとっさにジャンプしてかわしたぞ!なんつー跳躍力だ!
永吉昴
(ドゴォォッ!)イスが吹き飛んだ!でもアマージョにはよけられたか……メテノ!一旦停止!
永吉昴
アマージョ『……アマ!? マージョ! マジョ!』
永吉昴
(キーッ!)な、なんだ?着地したアマージョがまた怒ってるぞ?メテノ、なんて言ってんだ?
永吉昴
ロトム『……ワタクシの特注ソファをよくも壊したわねー!って言ってるロ。超怒ってるロト』
永吉昴
え?特注ソファ?あのイスのことか……ご、ごめんな。大切なものだったんだよな……
永吉昴
……ってオレが謝る必要は無いじゃん!そもそもお前寝てたし……でもやっと立ち上がったな!
永吉昴
ちょうどアマージョがメテノの正面にいる。これで一気に決めるぜ!メテノ、ジャイロボール!
永吉昴
メテノ『ホクゥーレレ!!!レレレレレレラララララ!!!(ギュルルルルル!!!)』
永吉昴
アマージョ『マージョ! アマーッ……(コォォォ…)』
永吉昴
なんだ?アマージョが片足を上げたら……足が光りだした!きっと何かする気なんだな。
永吉昴
やっとアマージョも戦う気になったってことか!よしっ、真っ向勝負だ!行けーっ!メテノ!
永吉昴
ロトム『(ピーッ!)気をつけるロト!あれはアマージョの専用技「トロピカルキック」……』
永吉昴
アマージョ『……ジョッ!!!(ドゴォッ!!!)』
永吉昴
ロトム『……からの、超高速かかと落としロト!!!』
永吉昴
メテノ『(ボゴォォッ!!!)ホグレッ!? ホゲーッ!!!』
永吉昴
わっ……うわーっ!?なんだあれ!?メ、メテノが地面にめり込んだ!?
永吉昴
アマージョ『アマーッ!マッマッマッマ! ……マジョ(ゲシッ…)』
永吉昴
(コロコロ…)アマージョが高笑いしたあと、メテノを蹴飛ばしやがった!だ、大丈夫かメテノ!?
永吉昴
ロトム『(ピピッ…)メテノ戦闘不能ロト。一撃でノックアウトだったロトね……』
永吉昴
うっ、メテノ……ありがとう、ゆっくり休んでてくれ……。でもなんなんだ、あのかかと落としは。
永吉昴
ロトム『あれはトロピカルキック。アマージョだけが覚える蹴り技ロト。威力があるだけじゃなく』
永吉昴
ロトム『当たった相手の攻撃力を下げるロ。メテノのジャイロボールは、コアの姿+殻を破るでの』
永吉昴
ロトム『パワー上昇による回転数の増加が、威力とスピードの源になってたロト。でもトロピカル』
永吉昴
ロトム『キックが当たった事でパワーが落ちて、一撃で止まってしまったと推測されるロト』
永吉昴
なるほど……ジャイロ回転は上からの打撃に弱いってのもあるから、それも含めてってことか。
永吉昴
でも、あのスピードで回転して向かってくるメテノに、正面からかかと落とし当てるって……
永吉昴
スゲー技のスピード、っていうより反射神経か。さすがぬしポケモンの能力だぜ、アマージョ……
永吉昴
(アマー!)でも、今度はなんかヤレユータンに怒ってるなアマージョ。どうしたんだあいつ。
永吉昴
ロトム『……あなたに任せると言ったのに、何なのこの状況は!ってアマージョは言ってるロ』
永吉昴
ロトム『(ヤレヤレ…)ヤレユータンも呆れてるロ……まだバトルする気は無いみたいロト』
永吉昴
えーっ、あんなにスゲー技持ってるのにか?イスを壊されたのと根に持ってるのかな……
永吉昴
で、でもこうなった以上は試練続行だぞ!次はお前だ!頼むぜオシャマリ!(ボンッ!)
永吉昴
オシャマリ『おっしゃま~!しゃ~まっ!(チュッチュッ!)』
永吉昴
アマージョ『……』
永吉昴
アマージョ『……ア゛ァ゛?』
永吉昴
(しゃま?)わっ!なんかアマージョ、めっちゃオシャマリのこと睨んでるぞ。今度はなんだよ……
永吉昴
アマージョ『マージョ! マジョマジョ…… アマー!(キーッ!)』
永吉昴
オシャマリ『しゃま!? しゃーまっ! しゃましゃま!(プンスカプンスカ!)』
永吉昴
おいおい、オシャマリまで怒りだしたぞ!?ふたりして言い合いしてるし……
永吉昴
ロトム『……なーるほロ、スバル、これは女の戦いロト。アマージョはオシャマリのような』
永吉昴
ロトム『可愛いポケモンが気に食わず、オシャマリはアマージョの態度がキライらしいロト』
永吉昴
ロトム『お転婆系元気娘と、高飛車系お嬢様は……仲が悪いと古来より定番の関係ロト』
永吉昴
よ、よくわからないけど、会ってすぐ仲悪くなったってことだな。オシャマリ、落ち着けって……
永吉昴
オシャマリ『おしゃましゃま! しゃーまっま~っ!(アッカンベー!)』
永吉昴
アマージョ『(イラッ…)アマッ!?マージョ! マジョマジョ!』
永吉昴
ロトム『…アマージョが、アンタなんて蹴り飛ばしてやる!って言ってるロ!バトルする気ロト!』
永吉昴
(しゃまーっ!)お、一応バトルする気になったか……超怒ってるけど、改めてプレイボールだ!
永吉昴
ヤレユータン『……ヤレヤレ』
(台詞数: 50)