永吉昴
『……どういうつもり?そんなバトル経験の少ないポケモンを、ヌルと対峙させるなんて!』
永吉昴
(カラカラ!そんなつもりは……オレはただバトルのイメージをつけさせたくて……)
永吉昴
『……自分でわかってるわよね。今のスバルの指示が、全くの的外れだってことくらい』
永吉昴
(メテノ、オシャマリ……こ、こんなはずじゃ……)
永吉昴
『……もういいわヌル、ボールに戻って。これが私とスバルの違いよ……時間の無駄だったわね』
永吉昴
(ま、待ってシホ……オレにも、オレにも何か……!)
永吉昴
オレにも……(ボーッ…)
永吉昴
ロトム『……スバル、昨日シホに負けてからずっと落ち込んでるみたいロト』
永吉昴
ロトム『結局、昨日はミナコの試練は受けなかったロト。様子を見に来てくれたミナコには』
永吉昴
ロトム『ボクから断っておいたけどロ……今日も全然元気にならないロ。昨日からずっと』
永吉昴
ロトム『8番道路のポケモンセンターにいて、何か考え事をしてるみたいロ……』
永吉昴
ロトム『(話しかけてみようロト…)ス、スバル?今日はどうするロト?』
永吉昴
……
永吉昴
……ん?あぁ、もうちょっと色々考えたいから、ここにいようぜ。大丈夫か?
永吉昴
ロトム『だ、大丈夫ロト!ゆっくりするロ!じゃあボクは外を見てくるロ……(ススス…)』
永吉昴
ロトム『……こ、こんなスバルは初めてロト。ボク達でなんとか元気にしてあげないとロ!』
永吉昴
ロトム『というわけで、みんな!知恵を貸してくれーロト!(ボンッボンッボンッ)』
永吉昴
オシャマリ『おっしゃま～!』
永吉昴
メテノ『……メテテ』
永吉昴
カラカラ『カラーラ!』
永吉昴
ロトム『みんな、スバルがなんで悩んでるかと、どうしたら元気になるか考えようロ!』
永吉昴
カラカラ『……カラーラ(ブワッ…)』
永吉昴
ロトム『カラカラ?ボクが何もできずに負けたから、スバルさんに迷惑がかかった……?』
永吉昴
ロトム『そ、それは無いと思うロトよ!あと、カラカラまで泣くと収集つかないロト～!』
永吉昴
オシャマリ『しゃまっ!おしゃましゃまっ!(プンスカプンスカ!)』
永吉昴
ロトム『え?オシャマリはなんで怒ってるロト!?あのシホってトレーナー……』
永吉昴
ロトム『バトルに勝ったからって、スバルちゃんにあんな事言わなくてもいいじゃない!』
永吉昴
ロトム『って事で怒ってるロ?確かに、昨日のシホは最初から機嫌は悪そうだったロね……』
永吉昴
ロトム『バトルの結果とその言葉で、スバルはショックを受けてるロ?確かに……メテノは?』
永吉昴
メテノ『……メテーテ』
永吉昴
ロトム『……』
永吉昴
ロトム『……空が青いとみんな元気?なにそれ……この姿のメテノとは話が噛み合わないロね』
永吉昴
ロトム『でも、オシャマリの言ってる事が正しい気がするロト。だったらスバルに』
永吉昴
ロトム『シホに言われた事なんて気にしないで!ってみんなで言おうロト!そのあと』
永吉昴
ロトム『オシャマリ得意のダンスで、笑顔になってもらう作戦で行こうロト!お願いできるロ?』
永吉昴
オシャマリ『しゃまっ!』
永吉昴
ロトム『よーし、じゃあみんなでスバルの所に行こうロト!スバル～!(ワー!)』
永吉昴
ロトム……?オシャマリ!メテノ!カラカラも!いつの間に出てたんだ。ごめんな、オレ……
永吉昴
ロトム『スバル!シホが昨日、バトルの後に言った事なんて気にしなーいロト!勝負も時の運ロ!』
永吉昴
ロトム『だから、元気出すロト!オシャマリのダンスで、元気を……』
永吉昴
あ、いや……みんな、心配かけてごめん。オレもう、大丈夫だからさ。
永吉昴
ロトム『え?だ、大丈夫ロト?シホが言った事にショックを受けたんじゃないロト?』
永吉昴
まぁ、シホを怒らせたのはオレの言葉だろうし、オレが不甲斐ないバトルをしたのも事実だもんな。
永吉昴
ただ、バトル前にシホに「島巡りを通じて何をしたいか」って聞かれた時、答えられなかっただろ?
永吉昴
オレは何を……島巡りをして、何をしたかったんだってさ、ずっと考えてたんだけど、どうも
永吉昴
ピンとくるモノが無くて……もういいや!って思ったんだ。島巡りしながら見つけるのもアリだろ?
永吉昴
だからもう、悩むの終了!オレらしくないよな!無駄な時間だったぜ……それに1日ジッとしてたら
永吉昴
なんか運動したくなったな。よしっ、浜辺の方行ってくるぜ!戻ってきたら島巡り再開だ!
永吉昴
ロトム『……あ、行っちゃった。ホントに大丈夫ロト?オシャマリも何か言いたそうだロ……』
永吉昴
ロトム『(…ザッ)ロ!?久しぶりロト!どうしてここに……スバルに会いに来たロ?』
(台詞数: 50)