アローラズ・プレアデス♯77
BGM
Eternal Spiral
脚本家
ウツボ
投稿日時
2017-09-12 00:33:24

脚本家コメント
第77話「vs火山の帝王⑤~ゼンリョク投球~」
場所:ヴェラ火山公園
これがやりたかった(笑)。しかもこの話で決着をつけるつもりだったんですが、収まりきれませんでした。
実はメテノとジャイロボールというのは、ゲーム順守となると相当無理のある設定でして……そもそもメテノはレベルアップではジャイロボールは覚えず、技マシンで覚えます。
そして、ジャイロボールは高速回転してるのに、自分の素早さが遅ければ遅いほど強いという謎の効果があります。つまり高速化したからやぶメテノでは全く使いものにならない技です。現実とは非常である。
アニポケの、ピカチュウのアイアンテールみたいな感じでしょうか。

コメントを残す
永吉昴
ス……スゲーッ!!!ジャイロボール!あのジャイロボールかよ!スゲーなメテノ!!!
永吉昴
ロトム『……スバル?なんかものすごーくテンション上がってるロ?』
永吉昴
これがテンション上がらずにいられるかよロトム!ジャイロボールだぜ?魔球ジャイロボール!
永吉昴
ピッチャーなら一度は夢見る魔球だ……くぅ~っ!まさかこんな近くで見れるなんて感激だぜ!
永吉昴
ロトム『いやスバル、これはポケモンの技ロト。野球のジャイロボールとはたぶん違うロト……』
永吉昴
なんだよ~メテノ!ジャイロボールできるならもっと早く言ってくれよ!
永吉昴
メテノ『ホクゥーレレ!!!』
永吉昴
ロトム『えーっと、だから最初に大丈夫って言ったじゃーん!ってメテノは言ってるロト』
永吉昴
ロトム『……コアの姿の方がなんて言ってるかわかるロね、あと口調が明るくなった気がするロト』
永吉昴
へへっ、お前がジャイロボール覚えたって知ってたら、もっと特訓してたぜ!(…ワシャワシャ!)
永吉昴
ロトム『(レレッ!)ス、スバル!試練中ロト!あんまりイチャイチャしてるとガラガラも……』
永吉昴
ガラガラ『……ガッラーラ!!!(ドゴォッ!!!)』
永吉昴
ロトム『ヒ~!ほら、ガラガラも怒ってホネを叩きつけたロト!早くバトルに……』
永吉昴
ロトム『(ガラーラ!)ロ?もう一球さっきの技を使え!?……ガラガラがそう言ってるロト』
永吉昴
ガラガラが……?そっか、多分ガラガラも、ジャイロボールは初めて見たんだろうな。
永吉昴
よっしゃ!じゃあ勝負しようぜ!オレとメテノが三振を取るか、ガラガラが打ち返すかの勝負!
永吉昴
オレ達はジャイロボールをガラガラに当てないからさ、ガラガラも攻撃してくんなよー!
永吉昴
ガラガラ『……ガラーラ(ザッザッ…)』
永吉昴
ロトム『当然だ、って言ってるロト……あ、ホネで地面にホームベース書いてるみたいロ?』
永吉昴
そこがホームベースだな、じゃあピッチャーマウンドはこの辺かなーっと(ザッザッ…)。
永吉昴
ロトム『……ロロ!?ほ、本当に野球で勝負するロト!?試練中なのに大丈夫なんだロ……?』
永吉昴
まぁぬしもやってるんだからいいんじゃないか?おーい、ガラガラ!三球勝負で行くぞーっ!
永吉昴
ガラガラ『ガラ…… ガッラーラ!』
永吉昴
ロトム『ロ?スバル!ガラガラが……』
永吉昴
たぶん、さっきの空振りも一球でカウントしていい、とか言ってるんだろ?
永吉昴
ロトム『ロー!?その通りロト!なんでわかるロ?ポケモンの言葉がわかるようになったロト!?』
永吉昴
いやいやまさか。ただあのガラガラなら、不意の一球とはいえ自分のスイングを無かった事には
永吉昴
しないかなって思ってさ。本当、実力に裏付けされた自信だよな……乱暴者なのが勿体ないぜ。
永吉昴
ロトム『……野球好きだから通じたってことロト?そろそろボクもついていけないかもロ……』
永吉昴
でも、ワンストライクにしたことを後悔させてやる!行くぜメテノ!ジャイロボール!!!
永吉昴
メテノ『ホクゥーレレ!!!(ギュルルルルル…!)』
永吉昴
ガラガラ『ガラ…… ガッラーラ!(…スカッ!)』
永吉昴
ロトム『ロー!ガラガラがまた空振りしたロト!やっぱりジャイロボールはすごい……』
永吉昴
いや、あいつ今打つ気が無かった……一球見たんだ!メテノの軌道を見て、次の一球で決める為に!
永吉昴
ガラガラ、頭はスゲー冷静だぜ。メテノも、さっきより回転数が落ちてたような気もするし……
永吉昴
ロトム『……ガラガラは素振りしてるし、その横をメテノが普通に戻って来てるロト。試練は……』
永吉昴
ガラガラ『ガラ…… ガラーラ! ガッラーラ!』
永吉昴
ジャイロは見切った、次の一球でヴェラ火山のふもとまで叩き返してやる……か?言うなガラガラ!
永吉昴
ロトム『……』
永吉昴
ロトム『……も、もう細かいことは考えるのをやめたロト!スバルー!ガンバロー!!!』
永吉昴
……あぁ!メテノ、オレ達も細かい事を考えるのはやめだ!さっき覚えたばかりのジャイロボールを
永吉昴
まだ使いこなせないのは当然だ。そんなオレ達が、あのガラガラと勝負するんだったら……
永吉昴
ゼンリョクを出すしかない!行くぞメテノ!オレもゼンリョクで投げる!(…ザッ!)
永吉昴
ロトム『ス、スバルが投球フォームに入ったロト!意味はないけどなんかカッコいいロト!』
永吉昴
オレとメテノの……ゼンリョク投球っ……!(ホクゥーレレ!)
永吉昴
ロトム『スバルが振り上げた左手に、メテノが乗っかったロト!メテノを投げてるみたいロト!』
永吉昴
行くぜメテノ!ジャイロッ……ボォォォォォル!!!(ビュゥンッ!!!)
永吉昴
メテノ『ホクゥーレレ!!!レレレレララララ!!!(ギュルルルルル!!!!)』
永吉昴
ロトム『ロー!今までで一番速いジャイロボールロト!本当に弾丸みたいロ!』
永吉昴
……でもジャイロの本当の力は速さじゃないぜ!オレ達のゼンリョク、打ってみろガラガラ!

(台詞数: 50)