永吉昴
ジュリア、知ってるか?今日って左利きの日らしいぜ。
ジュリア
へぇ、そうなのか?変な記念日もあるもんだな。
永吉昴
へへ、でも悪い気はしないぜ。左利きっていろいろ不便な思いをする事が多いからな。
ジュリア
ああ、確かにな。右利き用のは有っても左利き用のが無い物も多いしな。
永吉昴
そういやジュリアは左利きなのにギターは右利き用のを使ってるな。やっぱ左利き用は無いのか?
ジュリア
有るには有るが数は少ないな。だからあたしはいろいろなのを使いたいから右で弾いてるんだ。
永吉昴
ふーん。左利きなのに右で弾くのって難しくないか?
ジュリア
ま、最初はな。慣れればどうって事無いさ。
永吉昴
なんか大変だな。それに比べて野球じゃ左利きは重宝されるからな。日常は不便でも左で良かったぜ
ジュリア
まぁ、野球はな。左が役に立つなんてある意味羨ましいぜ。
永吉昴
でもさ、前に出たミリオンのアンソロジーの挿絵イラストでオレが右打席に入ってたんだよな…
永吉昴
しかも右打席に入っているのにバットの握りは左打席の握りだったんだぜ?笑えるよな。
ジュリア
そいつは…まぁ、絵師さんが間違えたのか単に野球を知らなかったんだろうな。
永吉昴
全くしっかりやって欲しいもんだぜ。担当編集も気付けよな。
ジュリア
そのくらいにしといてやれよ。ところで左利きの日が有るって事は右利きの日も有るのか?
永吉昴
さぁ?知らね。
ジュリア
あ、そう…
永吉昴
あ、そういや兄ちゃん達が右手がどうとか言ってたな。
ジュリア
お前の兄貴達が?なんか嫌な予感がするぜ…
永吉昴
思い出した!右手が恋人って言ってたぜ!
ジュリア
やっぱりかよ!
永吉昴
そしてジュリアはオカズとも言ってたな!
ジュリア
とんでもねー事まで言ってやがった!
永吉昴
で、これってどんな意味なんだ?
ジュリア
あたしに聞くな!
永吉昴
そういや何故かウチにあるジュリアの水着写真集、くっついて開かないページがあるんだけど…
ジュリア
よし、いまからお前んちに行くぞ。ユキ、スコップ借りるぞ。証拠隠滅にも使えるからな。
(台詞数: 27)