永吉昴
ぬしが倒れたまま起きないぞ……なんだかよくわからないけど、とにかく戻ってこいアシマリ!
永吉昴
アシマリ『あ あしゃっ……(タッタッ…)』
永吉昴
(ギュッ!)アシマリ!無事でよかった……こんなになるまで戦ってくれて、ありがとう……!
永吉昴
で、でも何でぬしは急に倒れたんだ?それにあのゴンッ!って音、何かがぶつかったような……
永吉昴
ロトム『(ピピピ…)ボクのバトルビデオ機能で、さっき見てた場面を再生してみるロト!』
永吉昴
えっ?そんなことできたのかロトム!最先端すぎてまだ使いこなせてないなオレ……(ピーッ!)
永吉昴
ロトム『これロト!攻撃の直前に、空から降ってきた何かがぬしの後頭部に当たってるロ!』
永吉昴
降ってきた何かって……?よく見るとこれ石っぽいな。ロトムくらいのサイズの大きな石だ。
永吉昴
空から降ってくる石って、隕石……?あ!ぬしの近くに煙を上げてる石があるぞ!アレか!
永吉昴
ロトム『インセキ……?(ピピピ…)』
永吉昴
つまり、突然隕石が降ってきてぬしに当たって、アシマリが助かった……スゲー偶然、なのか……?
永吉昴
デカグース『ぬ ぬぬぬ……(ムクッ…)』
永吉昴
ヤ、ヤバい!ぬしが目を覚ました!とにかく今のうちにキズぐすりで回復を……(しゃまっ!)
永吉昴
えっ!?キズぐすりはいらないのか?ど、どうして……
永吉昴
ロトム『アシマリは、特性が発動しているこの状態で戦いたいって言ってるロ!』
永吉昴
そっか……体力が少ないからげきりゅう発動してるのか。でも、一発でも技を受けたらもう……
永吉昴
アシマリ『あしゃっ!』
永吉昴
……
永吉昴
……やる気なんだなアシマリ。そうだよな……ごめんアシマリ、オレまたビビってたよ。
永吉昴
トレーナーがポケモンを信じてないと、ポケモンも力を発揮できない!そうだよな?アシマリ!
永吉昴
アシマリ『あしゃまっ!』
永吉昴
デカグース『ぬ……ぬしゃあっ!!』
永吉昴
……ぬしが立ち上がって、向かって来るぞ!行くぜアシマリ!最後の最後までゼンリョクだ!
永吉昴
アシマリ『あしゃっ!(バシャアッ…)』
永吉昴
え?な、なんだ?アシマリが水に包まれてる!ぬしのオーラみたいに……ロトム、これは!?
永吉昴
ロトム『(ピコーン!)こ、これは新しい技ロト!アシマリがこんな技を覚えたロ!』
永吉昴
新技!こんな土壇場で……へへっ、お前やっぱスゲーなアシマリ!じゃあさっそく新技行くぜ!
永吉昴
アシマリ、ゼンリョクでアクアジェット!
永吉昴
アシマリ『あっ……しゃっ!(ビュンッ!!!)』
永吉昴
は、速ぇっ!まさに豪速球じゃねーかアシマリ!
永吉昴
ロトム『アクアジェットは、水を全身にまとって全速力でアタックする技ロト!』
永吉昴
アシマリ『あしゃぁっ!(ドゴオォォッ!!)』
永吉昴
デカグース『(ドシャアッ!!)ぬぅっ…… ぬしゃああ!!』
永吉昴
特性も合わさってスゲー威力だ!でもぬしはまだ倒れてないぞ!続けてアクアジェットだ!
永吉昴
アシマリ『あしゃっ!(ドンッ!)』
永吉昴
デカグース『ぬしっ!?(フラッ…) 』
永吉昴
ぬしがよろけた……今だ!トドメにそのでかいアゴに一発食らわせてやれ!アクアジェット!
永吉昴
アシマリ『あっしゃーっ!!!(ドシャアアア!!!)』
永吉昴
デカグース『(ガゴッ…!)ぬっぐぅぅぅ!?』
永吉昴
ロトム『アクアジェットでのアッパーロト!?いくらぬしでもこれは効いたロト!』
永吉昴
デカグース『ぬ ぬぬ……』
永吉昴
デカグース『ぬ ぬぬ……ぬしっ……(バタン…!)』
永吉昴
ロトム『(ピピッ…)ぬしポケモンデカグース、戦闘不能ロト!スバル、勝ったロト!!』
永吉昴
やっ……やったぜー!アシマリ!超・超・超ファインプレー!!!
永吉昴
アシマリ『あっしゃま~!(クルクルクル…フラッ)』
永吉昴
お!?おいおいアシマリ!大丈夫か!?嬉しいのはわかるけどその体であんまはしゃぐなって……。
永吉昴
でも、勝てて良かった。よく頑張ったなアシマリ!そして、ありがとな!(あしゃっ!)
永吉昴
ただ、あの隕石が無ければやられてたかもしれないよな。助かったけど、何だったんだアレ……?
永吉昴
隕石『……』
永吉昴
隕石?『……メテ メテテ』
(台詞数: 50)